5月22日(日曜日)ゆぅわ~くはうす周辺
「第8回飛騨かわい山菜市」(河合町地域振興協議会主催)が河合町角川の入浴施設ゆぅわ~くはうす周辺で行われました。コロナ禍のため3年ぶりの開催でしたが、豊かな山菜が売りの町の名物行事だけに朝早くから多くの人でにぎわいました。販売したのはワラビ、山ウド、クサナ、ヒメタケなどで屋外テントにずらりと並べられました。販売スタッフは同協議会山菜&山野草活用部会のメンバー約30人が務めましたが、今年は河合小の児童たちも参加し元気にお客を呼び込んでいました。
中畑広一会長は「大雪で山菜の収穫時期の把握が難しく、特にヒメタケが遅れ、市に間に合うか心配しましたが、このところの好天で山菜も一気に成長してほっとしました」と話していました。
会場ではこのほか山菜加工品や野草茶、イワナの塩焼き、五平餅などが売られ、テイクアウト用に53食限定で販売した山菜弁当は1時間ほどで完売しました。この弁当には同部会のメンバーらが収穫した山菜で調理した18品が入っています。中身は山菜ずし、アズキナのおひたし、クゴミのピーナッツ和え、キノシタ・ウド・ワラビの酢みそ和え、ウドの穂のベニエ、コシアブラとタマネギのマリネ、フキノトウと車麩のくるみ和え、タケノコやフキ、ウドの煮物、ウルイとタラノメのグラタン、鮭のサンショウみそ焼き、よもぎおはぎ等です。
古川町から夫婦で訪れた澤谷由紀子さんは「山菜が大好きで毎年山に出掛けるのが楽しみでしたが、取りに行けなくなりましたので、今日の山菜市を楽しみにしていました」とウドやワラビ、タケノコなどを買い込み、イワナの塩焼きをおいしそうにほおばっていました。
会場ではこのほか飛騨市ノルディックウオーキング研究会による「ノルディックウオーキング」も開かれ、約10人が散策を楽しみました。また、施設内では河合保育園の園児による作品展もありました。