5月24日(火曜日)SAVE THE CAT HIDAシェルター(古川町金森町内)
猫をテーマにしたビジネスや保護猫に関わる事業に取り組んでいる株式会社ネコリパブリック(本社:東京、河瀬麻花代表取締役)が、今年度のふるさと納税やクラウドファンディングの返礼品として、飛騨市内の事業者と協働で開発した商品を発表しました。
市は昨年度から、市内で地域課題解決に向けて取り組む事業者を対象に、市の企業版ふるさと納税や、ふるさと納税型クラウドファンディングの枠組みを開放し、事業者が主体となって集めた寄附金を当該事業者の活動に交付する制度を運用しています。
同社は「SAVE THE CAT HIDA プロジェクト」を立ち上げ、この制度を活用して、過疎化や高齢化、まちづくり、教育や福祉、空き家問題など幅広い分野にわたる社会問題とつながる保護猫に関わる活動を今年度から実施。また、古川町の木造2階建ての空き家を改修し、保護猫シェルターや猫のホスピス、住民と保護猫がふれあうオープンスペースとして運営する拠点を6月下旬にオープンする予定だそうです。
この日は、市内の16事業者とコラボして開発した返礼品33品を紹介。猫の肉球を模した米粉パン「肉球パン」や、かわいらしい猫の妖怪をデザインしてあしらったTシャツ、猫の足跡を配した和菓子、ヒノキの丸太を利用して作った猫の餌台など、アイデアを凝らした商品がずらり。猫のイラストなどをラベルにしたお酒や乳飲料、ラーメンなども紹介されました。
コラボ商品の開発に関わった有限会社老田屋の老田英司取締役社長は「返礼品としての商品は、普通に買って満足されるだけでなく、何かしらの思いがあって買われる方が多い。今回は、猫好きな人や猫に理解のある人の思いの受け皿になれたら。市の取り組みや猫に対する思いに応える商品で付加価値もあり、誇りをもって商品を送り出せます」と胸を張っていました。
代表取締役の河瀬さんは「皆さんが納める大切な税金を、猫を救うために使える唯一の方法。特別な負担はなく、返礼品ももらえ、納税者も行政も私たちもメリットがある『三方よし』」「猫を通して社会課題の解決、持続可能な猫助けのビジネスをつくりたい」と話していました。
詳しくは「SAVE THE CAT HIDA プロジェクト」ガバメントクラウドファンディングページからご覧いただけます。<外部リンク>