6月11日(土曜日)飛騨市文化交流センター
コロナの影響で中止となっていた歌のコンサート「水芭蕉とふるさとを歌う〜千昌夫・夢のビッグステージ」が、3年ぶりに開催されました。(水芭蕉とふるさとを歌う実行委員会主催)
開会にあたって飛騨市観光大使を務める高木秋憲さん(名古屋市)と都竹淳也市長があいさつされ、続いて、飛騨市を取り上げた歌を「飛騨市応援ソング」に認定する式が開催されました。
叶ひろ美さんの歌「飛騨三寺まいり」が認定第1号となり、市長から叶さんへ認定証が渡され、叶さんは「大変光栄です。これからも一生懸命に歌っていきたいです」と感謝の言葉を述べました。
コンサートは前半に9人のプロ歌手が各々2〜3曲の演歌などを披露され、叶さんが歌う番では、明治時代に飛騨から野麦峠を越えて長野県の製糸工場に出稼ぎに出ていた糸引き工女の寸劇から始まり、続いて叶さんが人力車に乗って登場。授与された飛騨市応援ソング認定証を掲げて熱唱されました。
後半の千昌夫さんのコンサートでは歌やトークに、600人ほどの観客が盛り上がりを見せ、コロナ対策で歓声を控えながらも歌に合わせてペンライトを振るなど、久しぶりのコンサートを楽しんでいました。
またコンサートの途中、このコンサートに出場予定だった古川町の千原弘樹さんが2月に急逝されたことを受けて、全員で黙祷を捧げられました。
このコンサートの収益は、障がい者福祉のために飛騨市社会福祉協議会などに寄附されます。