6月12日(日曜日)市民農園
飛騨市の地域資源「薬草」を普及するため、古川町上町の市民農園で苗の移植作業が行われました。
この事業は昨年に引き続き市薬草ビレッジ構想推進プロジェクトのメンバーを中心に取り組まれていますが、今回はメンバーら13人のほか、市観光プロモーション大使・永田薫さんも加わってもらいクワやスコップを手に汗を流していただきました。
昨年は人気のメナモミを移植しましたが、今回はメナモミ約50株を始め、カキドオシやイノコヅチ、オオバコ、ウイキョウ、トウキなど約10種類に増やして栽培しました。作業は薬草に詳しい白川靖之さんの指導の下、畝づくり、マルチと防草シート張りなど皆で手分けして行いました。
作業には都竹市長も顔を見せ、畝づくりから移植作業まで精力的にこなしていました。市長は日ごろからメナモミやクズなどの薬草を愛用しているそうですが「薬草を採りに行くのは労力が必要で大変です。人気のある薬草は栽培できれば助かりますので、今回うまく栽培できれば今後の活動に弾みがつくのでありがたいです」と話していました。
同プロジェクトマネジャーの岡本文さんは「今回栽培した薬草はお菓子づくりなどのワークショップやイベント、商品開発に利用したいです」と、また永田さんは「薬草栽培は初めて体験しました。実際に皆さんとふれあう中で、こうした特産品が生まれることを知り、素晴らしいと思いました。私もSNSなどを通して薬草のピーアールに協力したいと思います」と話していました。