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古川町市街地に「保護猫シェルター」が完成しました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年6月24日更新

6月24日(金曜日)SAVE THE CAT HIDAシェルター

 

保護猫に関わる事業に取り組んでいる株式会社ネコリパブリック(本社:東京、河瀬麻花代表取締役)が、古川町金森町で整備を進めていた猫を保護するための施設「保護猫シェルター」が完成し、オープニングセレモニーが行われました。

市は昨年度から、市内で地域課題解決に向けて取り組む事業者を対象に、市の企業版ふるさと納税や、ふるさと納税型クラウドファンディングの枠組みを開放し、事業者が主体となって集めた寄附金を当該事業者の活動に交付する制度(飛騨市ふるさと納税活用ソーシャルビジネス支援事業)を運用しています。

同社は「SAVE THE CAT HIDA プロジェクト」を立ち上げ、この制度を活用して、過疎化や高齢化、まちづくり、教育や福祉、空き家問題など幅広い分野にわたる社会問題とつながる保護猫に関わる活動を実施しています。その一環として飛騨市内で「保護猫シェルター」の整備を進めていました。

建物は、木造2階建ての空き家を改修したもので10LDK。1階には、約30畳分の広さがあるオープンスペースの保護猫シェルターと、飛騨市内の事業者と共同開発した商品を並べた物販スペースがあります。いずれも営業時間は正午から午後4時まで。シェルターへの入場に際しては1回500円の寄附を募っています。2階には従業員用の部屋と保護猫用の部屋が2つずつある他、将来的に行う予定である猫同伴の民泊に向けた部屋も2つあるそうです。

セレモニーでは、河瀬代表と都竹市長、澤市議会議長がテープカットをしてオープンを祝いました。

河瀬代表は「猫を愛する多くの人たちがふるさと納税をすることで、猫の殺処分問題への取り組みを始めることができるんだと知っていただける大切なきっかけになっています。この形が成功することで、必ず日本の猫の殺処分や不幸な猫をゼロにできるというスタートを、飛騨市から始められることを誇らしく思います。応援いただいている多くの方々の期待に背かないよう、しっかりと事業を進めていきたい」とあいさつしました。

また、都竹市長は「高齢化率の高い市なので、飼っている猫の行く末を不安に感じている高齢者の方の状況がたくさん見られる。また、多頭崩壊のような事象もいくつか起きている。この事業は、こうした過疎地・高齢者が多い地域でも非常に意義のあること。全国に先駆けたモデルになるのでは」と期待を述べました。

猫の保護については、市や保健所などの行政機関と連携して作業にあたり、不妊手術や3種ワクチンなど医療費や飼育管理にかかる費用などを含め1匹あたり2万円の寄附を得て、施設で受け入れをします。子猫については1匹目が2万円で、それ以外に複数いる場合は1匹あたり5千円の追加料金で受け入れるそうです。捕獲や現地調査などの出張作業、譲渡についても医療費や保険料、飼育セットなどの費用を負担していただくことで対応されるそうです。
プロジェクト<外部リンク>や施設に関する問い合わせは同施設080-6322-2993へ。

 

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(1)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(2)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(3)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(4)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(5)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(6)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(7)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(8)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(9)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子(10)

「保護猫シェルター」オープニングセレモニーの様子写真