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「船津盆踊り」を学んだ成果を披露しました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年7月21日更新

7月19日(火曜日)神岡小学校

 

総合的な学習の一環として地域の伝統文化について学んでいる神岡小学校の3年生児童が同校体育館で、神岡民謡保存会の皆さんと一緒に盆踊り体験をしました。

3年生45人は「神岡の伝統・文化~神岡で昔から大切にされているものについて調べよう~」を年間テーマとして探究学習に取り組んでおり、夏休み前までは「神岡で受け継がれている踊りについて調べて踊ろう」を課題とし、関係者からの聞き取りや踊りの練習などの体験を通じた学びを行っています。

4・5月は同町吉田地区に伝わる県指定重要無形文化財「太子踊り」について、常蓮寺・太子踊り保存会の皆さんから学びました。その由来や保存に携わる人々の思いを学んだり、実際の踊りを覚えて6月の運動会で披露しました。

6月からは第2弾として、県指定重要無形文化財である「船津盆踊り」について学習。3回にわたり、神岡民謡保存会(永田雅人代表)の皆さんを招いて講習会を開催してきました。指導した一人で副会長の永尾登茂子さんは「下駄を知らない子たちがいることに驚きました。編み笠をかぶって踊る理由や、歌詞に出てくる歴史上の人物などについて、いろいろと説明しましたが、指導を通じて自分自身も改めて学ぶところがありました」と話していました。

この日は、永田代表や永尾さんをはじめ会員の皆さん12人が同校を訪れ、生唄、太鼓や三味線の生演奏などを披露。また、同会の法被や編み笠も用意し、着用する体験も行いました。児童らは、会員の皆さんと一緒に輪をつくり、これまでの成果を披露しました。

踊りを終えた大坂桃矢さんは「最初は難しいと思ったけど、慣れてくると簡単になった。皆で踊ると、どんどん楽しくなりました。せっかく覚えたので、これからも踊りたい」と感想を話しました。

永田代表は「後継者不足の中、こうして知ってもらえたことで、踊りの継承にもつながれば。コロナの影響で一昨年、昨年と中止になっていましたが、今年の8月13日午後6時半から西里通りで、3年ぶりに盆踊りをやる予定なので、子どもや地域の皆さんに来ていただきたい」と話し、元気な子どもの姿に目を細めていました。

 

盆踊り体験の様子(1)

盆踊り体験の様子(1)

 

盆踊り体験の様子(2)

盆踊り体験の様子(2)

 

盆踊り体験の様子(3)

盆踊り体験の様子(3)

 

盆踊り体験の様子(4)

盆踊り体験の様子(4)

 

盆踊り体験の様子(5)

盆踊り体験の様子(5)

 

盆踊り体験の様子(6)

盆踊り体験の様子(6)

 

盆踊り体験の様子(7)

盆踊り体験の様子(7)