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飛騨市公民館講座「こけ玉作り」が行われました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年7月3日更新

7月3日(日曜日)古川郷土民芸会館・神岡町公民館

飛騨市公民館講座「こけ玉作り」が開かれました。
こけ玉は日本古来の盆栽に見られる手法を取り入れたもので、インテリアとして親しまれています。いずれも古川町の植木職人・林賢司さんが講師を務めました。

材料はケト土という湿地にみられる堆積土と地元で採れたコケ、それに表面を飾る植物を用意します。最初にケト土を泥団子のように丸くにぎりながら、タマリュウやツルニチソウの根を包み込むように入れて表面をコケで覆います。この後、コケがはがれないように全体を黒い糸でぐるぐる巻いて定着させ、最後に表面のコケを切りそろえて完成です。

林さんによると、こけ玉の歴史は浅く、古来、夏になると涼感を誘うため飾られていたツリシノブのようなものだそうです。

この日、神岡町公民館には主婦ら9人が参加し、林さんはお手本の作品を見せながら「皿にのせて玄関などに飾り、時々、霧吹きで水をかけてあげてください。コケは地元産を使うと気候に合うのでなかなか消えません」と話していました。受講者はケト土をまるでお結びを握るように丸めながら「思ったより作り易くて楽しいですね」と笑顔を見せ、一人で4つほど作っていました。

古川町の石原恵子さんは「家の中に緑があると潤いがあるので、一度飾ってみたいと思っていました」と。また、神岡町の下出妙子さんは「最近、自分の時間ができましたので好きな講座を見つけてよく参加しています。暑い夏になりそうなので玄関に風鈴とセットで飾って涼を誘いたいと思います」と話していました。

こけ玉づくりの様子(1)

こけ玉づくりの様子

こけ玉づくりの様子(2)

こけ玉づくりの様子

こけ玉づくりの様子(3)

こけ玉づくり

こけ玉づくりの様子(4)

こけ玉づくりの様子

こけ玉づくりの様子(5)

こけ玉づくりの様子

こけ玉づくりの様子(6)

こけ玉づくりの様子