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企業の「デザイン力」向上について学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年8月31日更新

8月30日(火曜日)市役所

 

市内の経営者や人事担当者などを対象に、企業のブランディング力の強化や、魅力の発信力向上などを目指す講座「デザイン思考セミナー」が、市役所を拠点にオンライン会議システムなどを通じて開催されました

当日は会場に6人、オンラインで22人の皆さんが参加。株式会社ゴーアヘッドワークス代表取締役でデザイナーの蒲優祐さんを講師に迎え、「デザインとは何か」などの基礎や、自社や商品を宣伝する際のデザインの考え方、具体的な手法などについて、座学や簡単なワークショップを通じて学びました。

蒲さんは、相手に自分の気持ちを伝える手段である「手紙」を書く行為を取り上げ、相手の気持ちを考えながら、自分の伝えたいことを正確に伝えることが大切だと強調。宣伝においては、企業が顧客に対して「何を」「どう伝え」「どういう効果を得たいか」などを具体的に明確にする事が重要だと指摘し、それを整理して形にするのがデザイナーだと説明しました。

また、名刺や看板、ロゴ、キャラクターなどの参考例を示しながら、宣伝の対象となる顧客の年代や特徴、宣伝物の使い方などをはっきりさせることが大事だと説明。宣伝の目的をきちんと把握してデザイナーと打ち合わせることで、企業イメージと宣伝手法の食い違いなどの失敗を防げるなどとアドバイスしました。

「誰のために、何のために、どうやって相手に思いを伝えるか」の方法を考えて形にするのが「デザイン」であり、「会社や店舗の問題点を考え、さまざまな面から経営を考えていく時の方法」が「デザイン思考」だと持論を紹介しました。

参加者からは「デザイナーとの打ち合わせで考えに誤差を生まないためには、最初に何を伝えればいいか」などの質問が寄せられました。この日参加した飛騨市森林組合の中谷和司さんは「『どう表現するか』も大事で、自分自身の引き出しをたくさん持ち、感性を磨かなければと思いました。自分に関係することだけでなく、いろんな事を知識として持っていく自己研鑽も必要だと感じました」と感想を話していました。

■当日の模様はYouTubeからご覧いただけます。(9月30日までの期間限定)
https://www.youtube.com/watch?v=ZYN4v0ACc8A

講座の様子(1)

講座の様子

​講座の様子(2)

講座の様子

講座の様子(3)

講座の様子

講座の様子(4)

講座の様子

講座の様子(5)

講座の様子