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山之村小中学生が「山っこブランド販売会」を開催

印刷用ページを表示する掲載日:2022年9月26日更新

9月23日(金曜日)飛騨産直市そやな

 

神岡町の山之村小中学校が飛騨産直市そやな(古川町)で「山っこブランド販売会」を催しました。
 
「学校をなくしたくない」「山之村に移住者を増やしたい」という地域の子どもたちを始め住民の願いから昨年に続いて行われ、高冷地野菜や特産品の販売、子どもたちが制作したポスターやチラシ、動画上映などを通して地域の魅力を来場者にアピールしました。参加したのは児童生徒15人と教職員12人ほか、今年は山之村小中学校を中心に地域づくりを進めている地域学校協働活動推進本部のメンバーら22人も加わりました。
 
販売会は屋外の特設テントで行われ、地元農家を始め「すずしろグループ」や「じのもん」といった農産品加工グループ、山之村牧場などが高冷地野菜、トルコキキョウ、栃やヨモギ入りの大福もち、寒干し大根入りのおやき、フランクフルトソーセージなどを出品。テント内では子どもたちがPR用のチラシを手に「寒干し大根いかがですか。甘さがギュッと詰まっておいしいですよ」などと笑顔で呼び込みをしていました。「そやな」へ買い物に訪れた河合町の清水かおるさんは「子どもたちの一生懸命な声が聞こえてきたので来た。新鮮でおいしそうな野菜がいっぱいでついつい親せきの分まで買い込んでしまった」と話していました。
   
地域学校協働活動推進本部長の清水琢也さんは「子どもたちの『学校をなくしたくない』『地域を残したい』という切実な思いが伝わり協力した。子どもたちは一人でも多くの来場者に山之村の魅力を知ってもらおうと準備に汗を流し、一生懸命呼び込みをしていて、胸が熱くなった」。また、同校教員の水野雅哉さんは「販売会を盛り上げようと、授業で子どもたちと山之村の魅力を表現する言葉探しをした。野菜の売り方では『豊かな自然』という言葉ではどこも同じなので、インパクトが出るように『標高1000mのお日さまに近い山之村』など他にはない魅力ある言葉を探した」と話しました。 
  
また、山之村のロゴマークを考え、この日初めてお披露目した生徒会長の沖田彩宇さん(中2)は「コロナのため地域の祭りもなくなり、皆とイベントに取り組むのは久しぶりですごく楽しかった。今日は雨でしたが、店づくりや商品の陳列など皆で協力し、皆の笑顔を見ることができてうれしかった。昨年は思った以上に混雑し来場者に迷惑をかけたので、今回は品数を増やし、店内も一歩通行にして混雑しないように工夫した」と話していました。
   
会場には沖畑教育長も訪れ「お客さまを上手に呼び込んでいて大変感心した。人との接し方など、授業では学べない生きた勉強ができて良かった」などと話しました。

 

販売会の様子(1)

販売会の様子(1)

 

販売会の様子(2)

販売会の様子(2)

 

販売会の様子(3)

販売会の様子(3)

 

販売会の様子(4)

販売会の様子(4)

 

販売会の様子(5)

販売会の様子(5)

 

販売会の様子(6)

販売会の様子(6)

 

販売会の様子(7)

販売会の様子(7)

 

販売会の様子(8)

販売会の様子(8)

 

販売会の様子(9)

販売会の様子(9)

 

販売会の様子(10)

販売会の様子(10)