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飛騨市初の宇宙物理学の国際研究会議が始まりました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年9月29日更新

9月28日(水曜日)~30日(金曜日)飛騨市文化交流センター

 

宇宙物理学の国内外の研究者が集まって議論する国際会議「次世代核子崩壊・ニュートリノ検出器に関する国際研究集会(通称NNN)2022」が、東京大学宇宙線研究所と飛騨市の共催で始まりました。30日までの3日間で、アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、韓国など10カ国の研究者約120人が参加します。

NNNは平成11年(1999)からこれまで静岡県や富山県などで開催され、今回で21回目の開催。本来令和2年に飛騨市で初開催の予定でしたが、コロナの影響により延期されていました。

神岡町にはスーパーカミオカンデなどの研究施設があり、これまでに2人のノーベル物理学賞受賞者を輩出。現在は超大型観測装置ハイパーカミオカンデの建設も進められています。平成27年1月22日には、市と東京大学宇宙線研究所が連携協力協定を締結。学術研究の発展や研究人材の育成、地域活性化などを目指した活動を行っており、NNNが飛騨市で初めて開催される運びとなりました。

28日の初日は東京大学宇宙線研究所附属神岡宇宙素粒子研究施設長の塩澤眞人教授が今回のNNNを説明され、「ハイパーカミオカンの建設が進むこの飛騨市で本会議を開催することができ、大変嬉しく思っている。本会議が学術研究の発展、研究者交流、そして地域振興の一助となることを期待している」とコメント。続いて都竹市長が「世界に誇る研究施設の存在は市民にとっての大きな誇り。この国際会議はさらなる誇りを生み出すものである。支援、協力いただいた関係者に感謝したい」とあいさつしました。

この会議は3日間に渡って約60件の研究内容がプレゼン発表されるとともに、市内の研究施設などを視察されます。

市ではこの日のために、市職員手作りの観光案内パンフや飛騨市ならではの特製弁当などを準備。研究者は市内の街歩きなどもされるということで、市長は「研究者の皆さんにはこの街のこともたくさん知ってもらい、世界的な研究施設がこういう街にあることを知ってほしい」と話していました。

NNNの様子(1)

NNNの様子

NNNの様子(2)

NNNの様子

NNNの様子(3)

NNNの様子

NNNの様子(4)

NNNの様子

NNNの様子(5)

NNNの様子

NNNの様子(6)

NNNの様子

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NNNの様子

NNNの様子(8)

NNNの様子