9月3日(土曜日)神岡町公民館・飛騨市図書館
イベント、研修会、会議などのオンライン配信の基本を学ぶ講座が、市内2会場で開かれました。
コロナ禍でオンライン配信の活用が急速に普及しましたが、その配信の基本を学ぶ場がないという市民の声を受けて市が初めて企画した講座で、両会場で合わせて21人が参加しました。
販売促進や動画制作、オンライン配信の支援を行っているひだ販促企画(古川町)代表の鮎飛龍男さんを講師に迎え、オンライン配信の種類や用途、配信したい内容の企画方法、台本の作り方、そしてその企画を配信する技術や機材などについて幅広く学びました。
講座の中で、鮎飛さんは複数台のカメラを切り替えるスイッチャーの操作を実演。「オンラインの料理教室などは、全体を映すカメラと手元を映すカメラの2台があると、視聴者に伝わりやすい。」と話し、「ただし必要以上にカメラを増やすと、カメラ操作が大変。」などと説明しました。
また、鮎飛さんはライブ配信も実演し、配信側と受信側の双方のパソコン画面をスクリーン映して配信から受信までに遅延があることを示し、「ライブ配信で視聴者のコメントを求めるときは、テレビの衛星中継のようにタイムラグがあることに注意して」などと説明しました。
講座の最後の質疑応答では、受講者は「カメラはどのようなものを選べばよいか」、「配信時にテロップを入れられるソフトはあるか」、「おすすめの動画編集ソフトは何か」など、さまざまな質問をしていました。