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「リトアニアの組みひも」と「飛騨のつるし飾り」で交流しました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年9月6日更新

9月4日(日曜日)飛騨市役所

 

9月4~5日、県国際交流センターが飛騨市役所などで日本とリトアニアの「友好100周年記念イベント」を開催しました。これは八百津町出身の杉原千畝氏の功績を縁に始まった文化交流イベントで、100周年を迎えた今年は県内5圏域を巡回して「リトアニアNOW2022」と銘打って記念イベントを行っています。

同国出身の国際交流員ドルスカイ=ギェドレさんを迎え、4日は文化講座を開催し、市民25人が参加。リトアニアに伝わる組みひもづくりと、飛騨の「つるしかざり研究会」によるつるし飾りづくりを体験しました。

冒頭、同センター関係者が「リトアニアとの友好100周年を迎え、県はリトアニアの多彩な魅力を発信するイベントを開催しています。今回は友好交流の発展を目的にワークショップも設けました。リトアニアに触れていただく貴重な機会ですので、遠く離れた国ですが、リトアニアを身近に感じてもらえるのではないかと思います」とあいさつ。引き続き、民族衣装を着たギェドレさんが映像を交えながら、流ちょうな日本語でリトアニアの紹介や旧ソ連から独立した時の様子などを話しました。

講座ではギェドレさんが国旗と同じ3色の毛糸を使って三つ編みのような組みひもの作り方を指導。完成すると、参加者はギェドレさんから使い方を教えてもらい、手首に付けたり、ヘアーバントにして楽しんでいました。一方、つるし飾りは正絹の端切れと綿、ビーズなどを使って「くくり花」の作り方を会員が指導。ギェドレさんも針と糸を手に真剣な眼差しで挑戦していました。

講座終了後にはプレゼント交換が行われ、つるしかざり研究会会長・谷口充希子さんからはつるし飾りと同じように作った羽子板など、ギェドレさんからは同国特産のハチミツなどが贈られました。

参加者の一人、古川町の吉田真貴子さんは「杉原千畝の功績で以前からリトアニアのことを勉強したいと思っていました。今回はワークショップもあり、楽しそうだなと参加しました。組みひもは太さをそろえるのがむずかしかったです」と話していました。

また、8月からインターン研修で飛騨市に訪れている立教大学3年の渡邊友里さんは「飛騨の文化だけでなくリトアニアとの文化交流という貴重な場に参加できて、研修の幅が広がり良かったです」と、また同3年の石川成実さんは「リトアニアのことは授業で学びましたが実際に異国の文化に触れることで身近に感じることができました。国際交流には今回のような体験が大変有益だと実感しました」と話していました。

交流の様子(1)

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交流の様子(2)

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交流の様子(3)

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交流の様子(4)

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交流の様子(5)

交流の様子

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交流の様子

交流の様子(7)

交流の様子

交流の様子(8)

交流の様子