1月15日(日曜日)古川町市街地
三寺まいりは、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の命日の前日である1月15日に、古川町市街地の浄土真宗西本願寺派の円光寺、真宗寺、本光寺を参拝する行事です。明治・大正期には長野県の製糸工場に働きに出た女性が帰省して参拝し、男女の出会いの場となっていたことから、良縁を祈る行事としても知られるようになりました。
今年は3年ぶりにコロナ禍前の規模で開催され、小雨の中、着物を着た参拝者や門前市での買い物客など7千人ほどが訪れ、賑わいました。
三寺を繋ぐ道には恒例の2mの雪像ろうそくが並び、瀬戸川では千本ろうそくのゆらめく炎に多くの人が手を合わせ、恋愛成就を願う灯篭も流され、幻想的な雰囲気に包まれていました。
また、歌手の叶ひろ美さんが円光寺を訪れ、昨年6月に飛騨市応援ソングに認定された「飛騨三寺まいり」を本堂で熱唱され、参拝者から拍手が上がっていました。