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地元の特産品「寒干し大根」作りに挑戦しました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年1月27日更新

18日(火曜日) 山之村小中学校

神岡町森茂の山之村小学校の1年生から5年生までの児童10人が、地元の特産品である「寒干し大根」の作り方を学び、実際に作る体験をしました。

同地区の伝統的な保存食、郷土食である「寒干し大根」を知ることで地域に愛着を持ってもらい、地域の味を大事にしながら後世に伝えていってほしいと、総合的な学習の時間に「山っこ学習(ふるさと学習)」の一環として行われました。

当日は、地元の生産者団体である「すずしろグループ」(岩本智恵子会長、7人)のメンバーで、児童らの保護者や家族でもある4人が同校を訪問し、指導にあたりました。作業について説明があった後、児童は同グループのメンバーが栽培した大根の皮をピーラーでむいたり、包丁で2センチ幅に輪切りにする作業に挑戦。児童らは慣れない手つきながらも、メンバーから「指を切らないように気を付けて」「固い大根は、包丁の刃先を斜めに入れて、手元の方に力を込めて切るといいよ」などのアドバイスを受けながら、一生懸命に作業に取り組みました。児童は「皮をむくところが楽しかった」「難しくなかった。一人でもできそう」などと口々に感想を話しました。

職員らが大根を茹でている間は、この日のために手作りしたおもちゃでメンバーらとレクリエーションを楽しんでふれあいました。

10~15分ほどで茹であがった大根を、長さ1メートルほどの串に15~20個ぐらいずつ刺し、屋外に立てかけた棚に設置。メンバーは「大根が木枠に触れると雑菌が付くかもしれないので、触れないように間隔を開けてね」などと声をかけ、児童は慎重に作業をしていました。2月中には寒干し大根が完成する予定だそうです。

大根を外に干す作業を初めて体験したという清水結月さん(5年)は「最初は干すやり方が分からなかったけれど、実際に見て体験して分かりました。これまでやってきた事については、後輩に少しは教えられました。来年はもっと教えられるよう頑張ります」と話していました。

同グループ副会長の清水由美子さんは「昔からある冬の風物詩なので、ぜひ子どもたちに体験してもらいたいです。こうした郷土食があることを知ってもらい、体験が子どもたちの思い出の一つになってくれたら」と目を細めていました。

 

学習の様子(1)

学習の様子(1)

 

学習の様子(2)

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学習の様子(3)

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学習の様子(4)

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学習の様子(5)

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学習の様子(6)

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学習の様子(7)

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学習の様子(8)

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学習の様子(9)

学習の様子(10)

 

学習の様子(10)

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学習の様子(11)

学習の様子(12)

 

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学習の様子(13)

 

学習の様子(13)

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学習の様子(14)

学習の様子(15)

 

学習の様子(15)

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学習の様子(17)

 

学習の様子(17)

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