ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ひだ > ヨモギ粉やヨモギラテをつくるワークショップや講義など

ヨモギ粉やヨモギラテをつくるワークショップや講義など

印刷用ページを表示する掲載日:2023年10月31日更新

10月27日(金) 喫茶いこいの家

10月の薬草週間の一環で「ヨモギの日」と題した薬草講座が、古川町の「喫茶いこいの家」で開かれ、愛知県や石川県、高山市など市内外から9人の応募がありました。

薬草週間とは、広く薬草を身近に感じてもらおうと毎月1週間ほどの期間、市内の各入浴施設で薬草に関するさまざまな催しを行うものです。10月は古川町のぬく森の湯すぱーふるで薬草レシピの無料配布、薬草商品の販売や薬草風呂の提供などが行われました。今回の講座は、この催しの特別企画です。

この日は、吉城福祉会「障がい者自立支援施設 憩いの家」職員の岡田悦代さんが「ヨモギ粉づくり」と「喫茶いこいの家オリジナル・ヨモギラテづくり」のワークショップを、薬草コンシェルジュとして薬草に関する幅広い活動を行っている「Lib.(りぶぽわん)」の岡本文さんがミニ講座「食べるだけじゃない!ヨモギの楽しみ方」の講義を行いました。

岡田さんは、さまざまな用途に使えるヨモギ粉づくりを紹介。ヨモギの葉を蒸して乾燥させた後、ミルサーで粉砕し、数回ふるい器にかけて完成させる手順を説明しながら、「茹でるより蒸した方が、粉の色があざやかになります」「ふるい器に残ったモグサは、お茶に使えます」「生の葉100gから19 gほどしか粉ができません」などと話しました。

また、全国薬草シンポジウムなどで好評だった「ヨモギラテ」づくりにも挑戦。お湯で溶いたヨモギ粉に豆乳、ハチミツや黒糖・きび砂糖といった甘味料、藻塩などを加えてミキサーにかけ、完成させました。岡田さんは「ヨモギにハチミツを混ぜると効能が良くなると言われています」「ミキサーで長めに攪拌するとふんわり、短めだとさらっとした仕上がりになります」などと説明。参加者は、完成したヨモギラテを味わいながら、薬草に関する話などで盛り上がっていました。

ラテを試飲した古川町の前田美佐枝さんは「ヨモギ感を感じられ、健康になれそうな味わいです。飲みやすくて、のどごしは良いですよ。ヨモギは昔から日本人に親しまれていますから、なじみ深い感覚では。老若男女皆さんが安心して飲め、日本人に好まれる味だと思います」と感想を話していました。

岡本さんは、ヨモギの特徴や食べ方などを紹介しました。「茹でて水にさらすと、良い成分を捨ててしまうので、蒸すのが良いと思います」「ヨモギの新芽の先端、柔らかい部分をアク抜きしないで食べるのがおすすめ」「冷凍保存もでき、汁物等に入れるとすごく良い香りが出ます」などと説明。ヨモギの花を食べる体験もあり、参加者はメモを取ったり写真を撮ったりしながら、熱心に勉強していました。

ワークショップの様子(1)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(2)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(3)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(4)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(5)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(6)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(7)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(8)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(9)

ワークショップの様子

ワークショップの様子(10)

ワークショップの様子