11月12日(日曜日)飛騨神岡高校調理室
この交流会は「THANKSGIVING DINNER」と銘打って料理教室を兼ねて行われ、アメリカ政府の支援を受けています。同校ALTのダング・サマンサさん始め市内中学で教べんを執るALT2人が講師を務め、市内の主婦や若者ら約20人が参加しました。
この日、調理したのはインゲン豆を使ったグリーンビーンキャセロールや、マカロニとチーズを使ったパスタ料理など「感謝祭」に付き物の4品で、メーン料理のローストターキー(七面鳥)やパンプキンパイにも舌鼓を打ちました。
ローストターキーはお腹にリンゴやタマネギ、タイムなどのハーブを閉じ込め、あらかじめALTの一人が下ごしらえしたものをオーブンで焼き上げました。参加者の中には神岡中学校の男子生徒も顔を見せ、肉汁を使ったグレイビーソースとマッシュポテトを担当。たくさんのジャガイモの水洗いや皮むきに汗を流していました。
また、神岡町の高知尾理さん・瞳さん夫妻は細かく切ったパンやチキンストック、ハーブを使ってスタッフィングを調理。瞳さんは町内で地域の外国人との「多文化共生交流会」を主宰する方で、「海外の文化を知るうえで料理は欠かせません。わが家でも週末になると、主人と海外の料理に挑戦しています」と話し、「今日は調理室に入るなりターキーの焼ける匂いがしてまるで異国にいるような感じでした。教えていただいた料理は是非、わか家でも作ってみたいです」と笑顔を見せていました。
アメリカ政府では留学生を集める企画の一つとして、同国の文化や行事を知るイベントを広く公募。ダング・サマンサさんはこれに応え、間近に迫った「感謝祭」(11月第4木曜日)をヒントに今回のイベントを企画しました。