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毎月恒例「スタンドマルシェ」がにぎわっています

印刷用ページを表示する掲載日:2023年2月13日更新

​2月11日(土曜日)宮川町打保、山腰石油

宮川町打保のガソリンスタンド「山腰石油」の店頭で、毎月恒例の「スタンドマルシェ」が開かれました。この日は、店頭に40種以上の商品が並びましたが、開店30分ほどで売り切れる商品が続出するなど、にぎわいを見せました。買い物をした後は立ち話をするなど、買い物客同士でふれあっていました。

この日、会場を訪れた同町塩屋の大下里枝さんは「天気の良い日には足の運動と思って歩いてきます」「生活に必要な物はまとめて買い出しをしていますが、それでもパンや果物などを切らしてしまうことがあるので、近場でこういう機会があるのはありがたいですね。商品を見せてもらえるのも嬉しい」と話していました。

このマルシェは、地域に住むお年寄りなどが、近場で商品を見ながら手軽に買い物をできたり、地域の皆さんが集って交流できる場をつくりたいと、スタンドを運営する合同会社Passのメンバーの一人である松永さやかさんが立ち上げました。

当初は、地元のパン屋さんが作るパンをメーンの商品として週1回販売していましたが、より多くの人に集まって交流してもらおうと、地元の商店などからさまざまな商品を仕入れて品揃えを良くし、毎月1回、第2土曜日の開催にしたそうです。いつも好評なパンやワッフル、和菓子の他に、農家である松永さん夫妻が育てるトマトなど季節の野菜、お菓子、かわいらしい雑貨などがずらりと並びます。毎回、子どもからお年寄りまで大勢でにぎわい、商品も良く売れるようになりました。

「買い物を楽しんでもらうだけでなく、コロナ禍で家にこもりがちな人が外へ出て、5分でも10分でも人としゃべる機会をもってもらいたいと考えていました。実際にやってみると、皆さん、近所の人や子どもらと接する機会が案外少ないようで、思った以上に喜んでいただけます」と話す松永さやかさん。「地域の皆さんの交流の場として続けていきたいですし、将来的にはいつも開いているお店にできたら」と話していました。
会社設立からのメンバーの一人で、同スタンドの専従スタッフとして働いている山下譲太さんは「燃料を供給する店が無くなってしまうと、地域で人が暮らしていけなくなると危機感があり、4人で出資し合って会社を立ち上げ、前の経営者の方から事業を引き継ぎました。大変なことも多いですが、感謝の言葉をかけていただくこともあり、スタンドを続けることができて良かったです」とこれまでを振り返ります。今後もスタンドを継続しつつ、地域の人がいつでも集ったり何かをする拠点になればと考えているそうです。「ここは地域の人にどうしても必要な施設。まずは10年を目標に維持、継続していきたい」と意気込んでいました。

 

会場の様子(1)

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会場の様子(2)

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会場の様子(3)

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会場の様子(4)

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会場の様子(5)

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会場の様子(6)

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会場の様子(7)

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会場の様子(8)

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会場の様子(9)

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会場の様子(10)

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会場の様子(11)

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会場の様子(12)

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会場の様子(13)

会場の様子⑬