4月1日(土曜日)古川町内
瀬戸川は冬の間、近隣住民が流雪溝として利用します。そのためその間、川の鯉は増島城址の堀(天神池)に引っ越しますが、毎年この時期になるとボランティアや市観光協会の職員らの手で瀬戸川に戻されます。
この日は、地元の中高生や飛騨の助っ人「ヒダスケ!」の参加者ら約30人が集まり、水温7℃の池の中へ。ピチピチ跳ねる鯉を捕まえて、軽トラックで瀬戸川へ運びました。
この日は快晴で、地域の子どもや観光客らが、瀬戸川に帰ってきた鯉たちを見守っていました。市観光協会の渡邉隆会長は「飛騨古川を美しく彩る1,192匹の鯉たちが瀬戸川に帰ってきました。今年は世界中からたくさんの方々に来ていただき、また鯉たちを可愛がってほしいです」と願いを語っていました。