6月3日(土曜日)市役所大会議室
今年度、富山大学との連携による全5回の健康講座が開催されます。
この日は、第1回目として和漢医薬学総合研究所の所長で生体防御学領域の教授でもある早川芳弘氏を講師に招き、「和漢医薬学総合研究所の紹介と和漢薬体験」と題した講座が開催され、40名の市民が参加しました。
初めに早川所長から未病に関する研究など研究所の取り組みが紹介され、後半は富山大学の学生3名がスタッフとしてお手伝いし、グループに分かれて実際に生薬を煎じて葛根湯を作るワークショップが行われました。
参加者はグループごとに7種類の生薬の量を図って専用の煎じ器に入れ、出来上がりを待つあいだに、生薬の香りや味を直接確かめるなど、皆さん熱心に勉強されました。
最後に、出来上がった葛根湯を皆さんで試飲し、「もっと苦いものを想像していた」「おいしくてとても飲みやすい」「甘みも苦みも強くなく、ちょうどいい」と感想を話していました。