6月3日(土曜日)河合小学校
河合小児童28人と地域の方々による「ふるさと大運動会」が開催されました。小規模校の同校では地域振興協議会河合っ子応援部会と共催することで、この運動会を盛り上げています。コロナ禍のため、住民を招待したのは4年ぶりです。
今年、同校実行委は「勝負にこだわり楽しめる会~みんなでやりきろう」をスローガンに掲げ、地域の中高生が考えた「ふるさと種目」や、地元楽団ニューコメッツの生演奏など趣向を凝らして取り組みます。また、会場には今回初めて地域から寄付された30匹のこいのぼりが掲げられました。
運動会では児童たちによる綱引きや大玉送り、全校リレーなどのほか、園児の「動物まねっこレース」、住民や教員らが参加した「ドキワク♡変身リレー」や「フラフープリレー」も行われ、会場は歓声と笑い声に包まれ、最後は参加者全員で輪になり、地元の民踊「えんやら・加賀崎」を踊りました。
同校では「秋の学習発表会」と共に、この「ふるさと大運動会」も同協議会が全面的にバックアップ。会員らが会場設営を行ったり、ニューコメッツの皆さんも早朝出動し、運動会の開幕を告げる演奏パレードを行っています。また、中高生も積極的に参加して応援や競技スタッフ、グラウンド整備などに努めています。
終了後、同協議会の野村俊巳会長は「皆さんの声援が町中に広がり、皆の元気が河合を元気にしてくれます。こんなにありがたいことはありません」と話し、中島直子校長は「今日は保育園、小・中学校、高校、そして大人も一緒になって楽しみました。河合っ子はこうして河合人に成長します。がんばれ、河合っ子」とエールを送っていました。