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令和5年度「第3回飛騨市公共交通会議」が開かれました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年1月24日更新

1月17日(水)市役所

市民生活にとってより利便性の高い公共交通の在り方を、道路管理者や交通事業者、有識者らが協議しました。今回は令和5年度の「飛騨市地域公共交通計画」の事業評価及び来年度の事業方針、河合町と宮川町の公共交通網の再編方針、運賃制度の見直しなどについて話し合われました。

冒頭、市公共交通会議会長を務める都竹市長は国が進めるライドシェア(一般ドライバーが自家用車を使って有料で送迎する仕組み)を取り上げ、「バス運転手の減少が深刻化する中、世の中の動きとシンクロさせて運転手不足をカバーする仕組みを早急に考えなければならない。国の大きな流れにはうまく乗って行きたい」と述べました。

事業報告ではバス利用客の傾向、客数、収支率など運行実績と路線の見直しやダイヤ再編など目標達成状況について路線別に報告。また、観光客にも目を向けた公共交通の在り方としてポスターなどへの利用案内の掲載、外国人利用促進のためバスの乗り方など外国語表記による案内作成など改善点についても提案がありました。

次年度の事業方針では特に河合町と宮川町の公共交通網に関して住民と意見交換を重ねた結果、JR高山本線だけでは古川町への通院や買い物に出かけることが不便であることが分かり、JRの空白時間帯に同町までの市営バスを運行する再編案について議論しました。また、この再編案に対して「終点は飛騨古川駅という固定観念にとらわれることなく、道の駅やスーパーなどを目的地とする概念を取り入れてはどうか」という意見が出ました。

このほか運賃制度に関して市営バスと濃飛バスの定期券制度の見直し、また、濃飛バスと運賃を統一することでバスの利用促進を図る事項について討議しました。

なお、今回は市と連携する名古屋大学大学院環境学研究科が主催する「地域公共交通コーディネーター・プロデューサー養成プロジェクト」のフィールドスタディーとして本会議が選ばれ、全国から多くの参加者が傍聴に訪れました。

第3回飛騨市公共交通会議の様子(1)

第3回飛騨市公共交通会議

第3回飛騨市公共交通会議の様子(2)

第3回飛騨市公共交通会議

第3回飛騨市公共交通会議の様子(3)

第3回飛騨市公共交通会議

第3回飛騨市公共交通会議の様子(4)

第3回飛騨市公共交通会議

第3回飛騨市公共交通会議の様子(5)

第3回飛騨市公共交通会議

第3回飛騨市公共交通会議の様子(6)

第3回飛騨市公共交通会議