ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ひだ > ​米コン国際大会に向け、よりおいしいお米を!

​米コン国際大会に向け、よりおいしいお米を!

印刷用ページを表示する掲載日:2024年4月30日更新

 4月24日(水曜日)市役所

市内農家から「よりおいしいお米を育てるにはどうすればよいか」といった質問をいただいていることから、令和2年度まで実施していた「水稲青空教室」を拡充した「美味しいお米養成講座」が全3回にわたって開催されます。
初回は飛騨農林事務所農業普及員の田口和則さんが「おいしいお米を決めるポイントと施肥設計」、また東海物産(株)企画推進部の佐藤徳和さんが水稲除草剤の使い方について指導されました。


田口さんは鶏ふん、豚ふん、牛ふん、バーク堆肥など堆肥の種類と特性を紹介した後、「資材が高騰する中、安価な鶏ふんを利用する農家が増え、有機農業も普及している」と発酵鶏ふんを中心とする施肥設計について解説。また、堆肥は入れ過ぎると稲穂が倒伏しやすくなるなど注意点や、籾殻やケイ酸資材は割れ籾を防ぎ、カメムシによる斑点米の発生を軽減する効果があると紹介していました。


続いて、水稲除草剤に関する注意事項では水を張った田んぼに「除草剤処理層」をしっかり作るため、代掻きの段階で土壌が水面から露出しないよう、また漏水を防ぐため畦塗りは丁寧に施すように呼び掛けました。苗の植え付けは稲の根や成長点が除草剤の影響を受けないように浅植えや浮き苗に注意するように指導しました。また、温暖化で近年、藻が多く発生するので防藻剤の散布に関しても呼びかけ、参加者は熱心にメモを取っていました。


なお、本講座に2回以上参加された方には「飛騨の美味しいお米食味コンクール」出品費用を5000円まで、また「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の出品費用は10000円までの補助が受けられます。

美味しいお米養成講座の様子(1)

美味しいお米養成講座の様子

美味しいお米養成講座の様子(2)

美味しいお米養成講座の様子

美味しいお米養成講座の様子(3)

美味しいお米養成講座の様子

美味しいお米養成講座の様子(4)

美味しいお米養成講座の様子

美味しいお米養成講座の様子(5)

美味しいお米養成講座の様子

美味しいお米養成講座の様子(6)

美味しいお米養成講座の様子

美味しいお米養成講座の様子(7)

美味しいお米養成講座の様子

美味しいお米養成講座の様子(8)

美味しいお米養成講座の様子