5月20日(月曜日)古川町保健センター
「託児付きのバランスボールレッスン」~女性たちが自分の時間を作り心身ともにリフレッシュ~が開催されました。託児があるからこそ参加できると重要性を感じ、今年度は3日間にわけて託児の希望にこたえられるように計画しています。また、託児の部屋とバランスボール会場とは別室にし、子どもの泣き声や様子を気にすることなく自分の時間を過ごしてもらえるようにしました。
この日はまず、講師のあんぱーく 岡野杏理さんも交え、参加者同士の交流を深めるアイスブレイクタイムが行われました。名前、特技・趣味、最近あったいいこと、今年度中にやりたいことなどの自己紹介をし緊張をほぐしました。
次に、気温の変化で乱れてしまうホルモンバランスや自律神経を整えるために体をほぐすレッスンが行われました。参加者は裸足になり座布団の上で足をブラブラしたり、足の裏を付けて膝を揺らすなどし、骨盤を支える筋肉を緩めたりと身体をほぐしました。
その後、バランスボールを使ったレッスンが始められました。首が凝って頭痛にならないために肩甲骨を動かしたり、産後の悩みで多い腱鞘炎を防ぐために手の平を床に付けて体重を乗せ、深呼吸をしながら伸ばしたりしました。
出産の際に緩んだり弱くなってしまう骨盤を支える筋肉を鍛えるレッスンも行われ「足をバランスボールから離しすぎると猫背になってしまうのであまり離さないよう。膝も離さず、お腹をしっかり伸ばして」とアドバイスをしていました。岡野さんは一番好きな曲だという「生きてるだけでご褒美」を流し「ありのままでいいんだよ、とお母さんたちに伝えたい」と笑顔で話しました。
2歳と8か月の子どもを預けて参加をした竹原麻希さんは「楽しかったので今回も参加しました。前回よりももっと体を伸ばすことができて良かった」と感想を述べました。
このイベントを担当した保健師の久保郁美さんは「子どもと離れた一人の時間を大切にしても良いんだなと思ってもらい、自分の体を整える、見直せるきっかけになればと思います。保健センターがお母さんにとって近い場所、何かあった時に頼れる場所になれれば嬉しい」と話しました。