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第52回消防救助技術東海地区指導会の出場選手が決定

印刷用ページを表示する掲載日:2024年6月13日更新

6月3日(月曜日)古川消防署

飛騨市消防本部が「第52回消防救助技術東海地区指導会」の選手選考会を行いました。同本部では日ごろ救助活動に必要な技術と体力、気力の向上を目的に訓練を行っており、その成果を披露する場として今年は7月11日に三重県鈴鹿市で東海地区指導会が実施されます。

この日は消防副士長以下20~29歳の救助隊員を対象とする選手選考会が古川署で行われました。選考会は「ロープ応用登はん」「ロープブリッジ渡過」「ロープブリッジ救出」の3種目で、選考会に先だち齋藤鉄也古川署長が「日頃の成果を十分に発揮し、選ばれた選手は引き続き訓練に励み、優秀な成績を収めてください」と訓示しました。

選考会は、(1)壁面に垂直に垂らしたロープを、器具を使わず15メートルの高さまで登る「ロープ応用登はん」(基準タイム16秒・3チーム参加)、(2)水平に張ったロープを2種類の方法で往復40メートルを渡る「ロープブリッジ渡過」(同28秒・2名参加)、(3)20メートル離れた塔の上にいる要救助者を、3人1組で水平に張ったロープを渡り救助、脱出する「ロープブリッジ救出」(同1分15秒・2チーム参加)の3種目を実施。

隊員たちは日ごろ鍛えた身体能力と技術を力いっぱい発揮して競技に臨んでいました。また、参加者の中には女性隊員として唯一、古川署に勤務する野中玖瑠美さんの姿も見られ、男性隊員に負けないくらいの大きな掛け声をかけて「ロープ応用登はん」にチャレンジしていました。

審査はタイム、ロープ上での体勢、危険ゾーンでの行動、掛け声の有無、ロープの扱い、カラビナなど用具の落下などをチェック。この結果、次の皆さんが選手に選ばれました。

【ロープ応用登はん】登はん者=清水裕喜消防副士長、補助者= 桑原諒消防士
【ロープブリッジ渡過】森航汰消防士
【ロープブリッジ救出】1番員=坂ノ上涼登消防士、2番員=酒井和輝消防副士長、3番員=井上勇真消防士、要救助者=新谷浩樹消防士長

閉会式では神岡署の蒔田真也署長が「多忙な中、ベストコンディションに持っていくには大変なご苦労があったかと思います。この努力は市民の安心安全につながりますので、引き続き精進していただきますようお願いします」とエールを送りました。

なお、東海地区代表に選ばれた選手は8月23日に千葉県で開かれる全国大会に出場します。

消防救助技術東海地区指導会の様子(1)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(2)

 消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(3)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(4)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(5)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(6)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(7)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(8)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(9)

消防救助技術東海地区指導会の様子

消防救助技術東海地区指導会の様子(10)

消防救助技術東海地区指導会の様子