6月7日(金)古川小学校
古川小学校児童会の各委員長を務める6年生児童らと、同校の学校運営協議会の皆さんが意見を交換する「語る会」が開催されました。
児童らが、自分たちが目指したい学校の姿について「こういう学校にしたい」「こうしたことを助けてほしい」といった思いや願いなどを率直に語り、その実現に向けての課題や要望を学校運営協議会の皆さんに伝えたり質問を投げかけ、理想の学校の実現に向けて協働するのが目的。4年前から年に1回のペースで開催しています。この日は、児童会から9人の委員長と、学校運営協議会の委員や教職員などが出席しました。
児童はそれぞれの立場で「給食を残さないように呼びかけをしていますが、作ってくださる皆さんに、給食が残ってしまっていた時の気持ちやどんな気持ちで作ってみえるかをインタビューしてみたい」「すみずみまでの掃除をしっかりできるようにしたいけど、しゃべっていてやらない人もいるので力を入れていきたい」など、日ごろの思いや取り組みなどについて報告。委員の皆さんは「給食センターへ話を聞きに行って、皆さんの声を録音して校内放送で流してみては」「掃除に対する委員長の思いを放送で伝えてみたら」などのアドバイスをしました。
また、児童からは「校旗がボロボロになっているので新しくしてほしい」「休み時間にグラウンドでサッカーをやりたいという声が多いので、普段の昼休みにできるようにしてほしい」「長時間放送していると途中でカメラの映像が途切れてしまうことがあるので、機材を替えてほしい」といった要望が出されていました。
児童会運営委員長の竹原遥都さんは「緊張しましたが、校旗を新しくしてほしいという意見はしっかり伝えられました。活動していると、またいろいろな意見が出てくると思うので、年に2回ぐらい会を開いてほしいです」などと感想を話しました。
同協議会の渡邉登紀夫会長は「子どもたちは『こんなこと言っていいんか?』『そんな方法あるんか?』と、まだまだ知らないことがあるので、まずはこちらから教えて、それを踏まえた上で今度は自分たちで工夫して、創造的な活動をしていけるようになれば。語る会は、秋にもう1回開きたいですね」などと話していました。