6月11日(火)介護医療院たかはら
神岡町出身の山本つちのさんが100歳を迎えられ、野村賢一市民福祉部長から花束等を贈り、長寿をお祝いしました。
山本さんは大正13年6月11日に神岡町東町の畑たばこ店の長女として生まれました。女学校卒業後、高山市の教員養成所を修了し、山之村小学校へ赴任しました。戦時中のため、普通の授業ができなかったこと、地元の役員さんや軍人の方の接待が大変だったこと経験を語っていたと娘さんが話していました。
終戦後、神岡鉱山に勤めていた夫と結婚。専業主婦となり、三人の子どもを育てました。裁縫が得意で、子どもたちの服は手作りの物が多かったそうです。
娘さんは「3年前に骨折をしてからは、難聴も進み、周り人とのコミュニケーションがとりづらく、不便さを感じているようですが、今は"たかはら"のスタッフのみなさんのお陰で、快適に過ごさせていただいております。家族も安心しています。ありがとうございます」と話していました。
山本さんは家族や野村市民福祉部長がホワイトボードに書いた文字を読みはっきりとした声で答えていました。続けてきたことはという質問には、「無理せなんだ」と笑顔で話していました。
最後にたかはらの職員さんが書かれた色紙をプレゼントし、家族で写真撮影をし、和やかな時間を過ごしていました。