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水難事故に備え、消防と警察が「合同水難救助訓練」を実施

印刷用ページを表示する掲載日:2024年7月1日更新

6月19日(水曜日)浅井田ダム
飛騨市消防本部と飛騨警察署による「合同水難救助訓練」が神岡町数河の浅井田ダムで行われました。これは、夏場に向けて水辺での事故が多発するため、初動体制の確認や水難救助技術の向上、警察機関との連携強化を図り、相互理解を深める目的で行われました。
訓練は「ダム上流の中州で助けを呼んでいる」と、釣り人からの通報で神岡消防署の活動隊と警察署員が出動したという想定。神岡署からは救急隊、救助隊、潜水隊、ドローン隊、指揮隊など合わせて19人、警察署からは5人が参加しました。
訓練では導入して間もない最新のドローンを使い、要救助者2名の場所を特定。救命ボートで現場へ駆けつけて救助し、病院へ搬送しました。
今回、活躍したこの新型ドローンにはスピーカーと、体温を感知できるサーマルカメラが搭載されているため、上空からは「手を振ってくださーい」と要救助者に向かって声を掛け、現地本部ではモニターに映るカメラの映像に署員たちの目は釘付けになっていました。
訓練終了後、飛騨警察署の二村真人署長は「事故現場では安全とリスクが伴いますが、しっかりと安全側に軸足を置いて任務を果たしてほしい。ドローンなど資機材も十分に整っているので、デジタルとアナログを融合させ、切磋琢磨して安全安心に努めてほしい」と。
また、飛騨市消防本部の堀田丈二郎消防長は「消防と警察の連携がよく取れていました。これからもお互いに顔の見える関係を築いていきたいと思います。また、ドローンに関しては課題も残りましたが、今後、人の目とこうした機材を併用して捜索に努めたい」と講評しました。

当日の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子

合同水難事故救助訓練の様子