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市民に開かれた公共交通の在り方を協議~「飛騨市公共交通会議」開く

印刷用ページを表示する掲載日:2024年7月4日更新

6月20日(木曜日)市役所
 
今年度最初の公共交通会議では市営バスの実績を始め、事業計画案や福祉有償運送の更新に関する協議が行われました。市内交通事業者や道路管理者、有識者、住民代表ら25人が出席しました。
 
冒頭、会長を務める都竹市長は「飛騨市の大きな課題は次元の違った人手不足にどう対応していくか。これまでの地域の仕組みをそのまま維持していくことは極めてむずかしいと感じている。公共交通のみならず、例えばデイサービスや障がい者支援事業所の送迎など、あらゆる分野で人手不足が深刻になっている。この問題は、公共交通の枠組みに包含する形で仕組みを作り直す必要があるのではないかと考えている。移動は公共サービスの根幹なので、持続可能な形を作っていくという議論が今、求められている」と述べました。
 
会議では、最初に市営バスの昨年10月~5月の利用状況を報告。神岡町では令和5年10月に5路線(かみおか循環線、山之村線、神岡東部線、吉田線、神原線)の再編が行われましたが、それ以降、市民病院や割石温泉への利用が増え、コロナ禍以前の利用者数を上回る一方、古川町3路線(桃源郷線、太江線、畦畑線)では吉城高校への学生利用が減り、今年度は大幅な減少が見込まれると報告されました。
 
事業計画案では新規事業として(1)バス・タクシーの人材不足に伴うドライバー確保に対する支援策の拡充、(2)ひだまるバスキャラクターのバス車両への掲示および吉城高校生と連携したキャラクター総選挙の実施、(3)中学生の地域クラブ活動移行(令和8年度)に伴う、生徒の移動手段確保に向けた基本方針の策定、(4)飛騨古川駅バス停の整備、(5)古川地区の公共交通網再編に向けた意見交換会の実施を行っていくと説明があり、可決されました。
 
協議終了後、交通事業者より現在の状況と取り組みについて報告があり、ドライバー不足やタクシーの利用状況など活発な意見交換が行われました。​

当日の様子

飛騨市公共交通会議で市長が挨拶される様子

飛騨市公共交通会議で市長が挨拶される様子

飛騨市公共交通会議で市長が挨拶される様子

飛騨市公共交通会議の様子

飛騨市公共交通会議の様子