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市民向けドローン体験会が開かれました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年6月24日更新

6月22日(土曜日) 友雪館

生活のさまざまな場面でドローンを活用し、地域の新たな魅力の創出や産業振興などにつなげようと事業を行っている飛騨市において、ドローン活用の機運を盛り上げようと活動している「飛騨市ドローンコミュニティ ヒダソラ」の皆さんが、河合町の友雪館で市民向けのドローン体験会を開催しました。

この団体は、市内のドローン技術者有志の皆さんが、ドローンのさらなる普及やドローン技術の向上、ドローンに関する情報交換などを目的に昨年10月に立ち上げました。現在のメンバーは6人。今年は現時点で、体験会をもう1回開く他、勉強会3回と空撮コンテストの開催などを計画しています。

この日は「ヒダソラ」の宮本奏詩会長と宮本哲司副会長、株式会社ドローンコンシェルジュ代表取締役の山崎裕考さんが講義や指導にあたり、ドローンに関心のある市民7人が参加しました。

最初に山崎さんや宮本会長が、趣味用やレース用、高性能の産業用など、さまざまな種類のドローンの実物を紹介しながら、その特徴や機能などを解説。撮影位置をドローンに記憶させることで、全く同じ位置から春夏秋冬の映像を撮影することができたり、バイクに乗った自分を追尾させて撮影するなど、さまざまなドローンの使い方なども紹介しました。

また、機種によって、下方向に来た障害物は避ける機能はあるが横から来た障害物は避けられないこと、1つのプロペラが動かなくなったりバッテリー残量がゼロになってもすぐには落ちないようになっていること、送電線や発電所に近づくと電波障害の影響で操作できなくなることがあるため近づかないことなど、特徴や注意点なども説明しました。

操作方法を習った後、参加者はアドバイスを受けながら、実際にドローンを飛ばしました。通常の飛ばし方を体験した他、カメラ付きのドローンから送られるリアルタイムの映像を、コントローラーのモニターで確認しながら目視外で操作する飛行なども体験。「モニターを見ていると、実際の高さよりも低く感じる」などと話していました。
参加した古川町の堀口昌克さんは「ドローンに興味があって参加してみました。現物にふれる機会はなかなかないですし、プロの話を聞いて疑問点が解消できたので良かったです。想像以上に安全を保つセンサーとかが付いていて、以前よりも進化していることが分かりました。自分もやってみたいです」と感想を話していました。

宮本会長は「産業としても趣味としても、市全体がドローンで盛り上がるといいですね。今、ドローンに興味のある人たちは別々で活動しているので、みんなで集まってドローンのことを知り、楽しんだり仕事のことなどでつながっていくきっかけづくりができたら」と意欲を話していました。

同団体は、7月22日午後7時から古川町の飛騨市まちづくり拠点nodeで、撮りためた空撮映像やお気に入りスポットなどを共有する交流会「ドローンサロン」の開催を予定しています。ドローンに関心のある方なら誰でも参加でき、参加費も無料。

当日の様子

ドローン講義の様子 写真

ドローン講義の様子 写真

ドローン講義の様子 写真

ドローン講義の様子 写真

ドローン講義の様子 写真

ドローン体験の様子 写真

ドローン体験の様子 写真

ドローン講義の様子 写真

ドローン講義の様子 写真

ドローン体験の様子 写真