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飛騨ネットショップ倶楽部が売上げアップを目指し、セミナー開催

印刷用ページを表示する掲載日:2024年7月17日更新

7月3日(水曜日)市役所

市内事業者らで組織する飛騨ネットショップ倶楽部のセミナーが今年度もスタートしました。このセミナーは古川町の(株)ヒダカラ代表で飛騨ネットショップ倶楽部を主宰する舩坂康祐さんが開いているもの。今年度は6期生を対象に3回のセミナーと5回の個別相談会、視察などが行われます。

初回は18人が受講し、最初に舩坂さんが自社の経営を振り返り、失敗した事例や新たな課題として出荷までの効率化やスピード配送、梱包の仕方などを紹介しました。

また、商品やパッケージに関して「コスパだけでなく、贈られた人が喜ぶか、贈った人が安心感を得られるか。買うのを迷っている人の背中を押してあげる姿勢が大切」「自社を知らなくても、ギフト需要から商品を知ってもらえるので重要です」などとアドバイスしていました。

この後、参加者はグループに分かれてそれぞれの店の紹介や最近良かったマーケティング施策、あるいは今後の課題など“気付き”を話し合い、共有しました。舩坂さんは「ネット通販はコロナ禍を経ても今なお消費行動は変わらず、まだまだ伸びると思われます」と話していました。

続いて、創業210年の養蜂問屋・秋田屋本店(岐阜市)マーケット部の丸山浩司部長を講師にネットショップのポイントを学びました。丸山さんは商品のハチミツやハチミツ読本、次回送料無料のクーポン券などが入った自社のギフト商品を教材として贈り,受講者の反応を確かめました。
「おしゃれ。かわいい」「ママ友の集まりなどのお使い物にいいですね」といった声に対して、丸山さんは「パッケージを開けた瞬間の喜びや、商品を見てワクワクしてもらえることが大切。見た目も中身も、次回送料無料のクーポンも消費者目線でセットにしました。また、手のひらサイズの小瓶のハチミツを販売したところ、安価でリピーターも増え、利益が大きく改善しました」と話しました。

また「ネット通販は小売りや問屋を通さず、中間マージンが発生しないので価格を抑え、さらに小売業者の意向をくみ取る必要もなく、お客の要望のみに応えることができます」などと話していました。

セミナー終了後、古川町のNopeak(株)橋爪大貴社長は「これまで大手モールがメーンでしたが、これからは自社サイトに力を入れ、広告媒体もいろいろ活用して認知を広めたいと思います」と意気込みを語っていました。セミナー、個別相談会に関する問い合わせは(株)ヒダカラ0577-54-1800へ。

当日の様子

飛騨ネットショップ倶楽部セミナーの様子
飛騨ネットショップ倶楽部セミナーの様子​​​​
飛騨ネットショップ倶楽部セミナーの様子
飛騨ネットショップ倶楽部セミナーの様子
飛騨ネットショップ倶楽部セミナーの様子

グループワークの様子
グループワークの様子
グループワークの様子
グループワークの様子
セミナー参加者の様子