7月5日(金) 飛騨市役所西庁舎 中会議室
市内産農産物の地産地消を推進していくため大黒天物産(株)飛騨パン工場と古川南部営農組合と飛騨市の3者による連携協定の締結式と販売される飛騨市産もち米を使用した食パンの試食会が行われました。
この連携協定は、米粉用米の地産地消を進めるとともに、水田機能の維持や保全を目的としています。また、飛騨市産原料の使用を表示した商品を製造し販売することで、地域の魅力づくりや飛騨市米のPRに繋げていきます。
都竹市長は「飛騨市のもち米でしか出せない地域の実りを活かした味に仕上がっています。この味が全国で24時間365日販売されることは、飛騨市の農産物の魅力発信のために大変喜ばしいことです」と話しました。
また、大黒天物産(株)飛騨パン工場長の西川益雄氏は「飛騨市で20年前に生産を始めて、地域に何か恩返しがしたい想いで飛騨市産もち米を使用したパンの製造ができないかと思いました。飛騨市の粘度の高いもち米を使用することでパンも美味しく出来上がっています。益々販売を拡大していきたい」と意気込みを語りました。
試食会では、販売される食パンとはちみつが用意され、焼く前と後のパンを食べ比べて味わいました。古川南部農営組合の野村和男代表理事は「焼く前と後では食感が違うが、どちらもとても美味しい。飛騨市の水と飛騨市産のもち米だから出せる味だと思う」と話していました。
「飛騨産もち米使用のもちもち食パン」(税込168円)は市内スーパー等や全国各地のスーパー等で7月5日(金曜日)から販売が開始されます。