7月6日(土) 流葉スキー場第4駐車場
連合岐阜・飛騨地域協議会組合員 26 名が特定外来生物の防除(駆除)作業を行いました。
流葉スキー場第4駐車場の法面に群生する、人の背丈ほどに成長した特定外来生物「オオハンゴンソウ」をツルハシやシャベルを使い人力で抜取り、つぼみと根を切除しごみ袋に詰める作業を分担して行いました。
今年度は例年より時期を早めて実施したため開花する前の状態でしたが、何年も継続して参加されている方が多いため、花が咲いていなくても葉っぱや茎でオオハンゴンソウを判別して作業を進めていました。
また、時期を早めたことでオオハンゴンソウも未成熟だったため、例年よりも抜き取りや切除作業の負担も軽減し、回収量も昨年より大幅に減少しました。今年度は大きなごみ袋 6 袋でその重量は約 60kg となりました。同団体は、H25 年度以降、毎年ボランティアで防除作業を実施しており、今年で 12 年目となります。
協議会の事務局長は、来年以降もぜひ継続して実施していきたいと今後についても意気込みを語りました。
特定外来生物とは、法律で指定された、特に従来の生態系を脅かす可能性の高い生物です。今回防除対象としたのは、オオハンゴンソウで、飛騨市内に広く分布していることが確認されています。
飛騨市では外来生物防除活動を「市民との協働」で実施することを目標としており、正しい除去方法の指導等、ボランティア活動への支援を積極的に行っています。