7月9日(火曜日)神岡小学校
神岡小学校3年生は、県指定重要無形民俗文化財である『船津盆踊り』について、神岡民謡保存会の13名を講師に迎え、3回にわたり学びました。
船津盆踊りは江戸時代から200年以上踊られている歴史ある踊りです。
4回目となるこの日は、児童52名と保護者が参加しました。親子行事として船津盆踊りを踊るのは今回が初めてです。
まず保存会の方を中心に児童が大きな円になって、三味線・太鼓・唄・お囃子を担当する地方(じかた)に合わせて踊りました。次に、保存会の人が「船津盆踊りはいつの時代から踊られているでしょうか」「手はパーでしょうかグーでしょうか」などのクイズを出題していました。
続いて、「足はなるべく床から離さないように」とアドバイスを受けながら親子で練習し、最後は法被と編み笠を着用して楽しみました。
児童の追分桜さんは「本番は練習の時よりうまく踊れたのでよかったです。手足を意識して踊りました」と感想を話しました。
保存会の永田雅人代表は「船津盆踊りは後継者不足の中、若い子どもさんに知ってもらえて盆踊りの継承につながればと、大変嬉しく思いました。8月3日午後7時からの盆踊り講習会や、本番の8月13日夜に神岡町西里通りで開催される『船津盆踊り』には、ぜひ盆踊りの輪の中に入って盛り上げて欲しいです」と話していました。