ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ひだ > メナモミの収穫体験と活用講座を開催しました

メナモミの収穫体験と活用講座を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年7月23日更新

7月20日(土) 古川町上町の市民農園

飛騨市が栽培、活用に力を入れている薬草「メナモミ」の収穫体験と活用講座が、古川町上町の市民農園で開催されました。

市は薬草のまちづくりを進めており、その一環として今年度は「薬草のある暮らし」をテーマにした全6回の連続講座を開催しており、今回はその3回目。市内では血圧の高い人の割合が高く、脳血管疾患で亡くなる人の割合も高いため、効能や栽培の容易さなどを総合的に考え、メナモミの普及に力を入れています。

この日は、市内をはじめ高山市や大阪府などから15人が参加しました。今シーズンは生育が今ひとつで、背丈も低めでしたが、参加者は同園の1アールほどで栽培されているメナモミの葉を手で摘みました。また、同じ畑に生えているウイキョウやトウキ、イノコヅチなどの葉を生で試食。薬草特有の苦味などを体験しました。

会場を移した後、メナモミ茶などの試飲が行われました。薬草に関して幅広い活動を行っている「Lib.(りぶぽわん)」の岡本文さんが講師となり、メナモミのさまざまな活用法を説明。同じメナモミ茶でも温かいものと冷たいものを飲み比べ、味わいに違いがあることを体感したり、生の葉を搾った原液の強い苦味も味わい、ハチミツや豆乳、ヨーグルトなどを加えて飲みやすくするコツなども紹介しました。

また、メナモミの葉の粉末と少量のハチミツを混ぜてこね合わせ、飲み込みやすい大きさの「葉玉」を作る体験も実施。加えるハチミツの分量に悪戦苦闘する人もいましたが、それぞれオリジナルの葉玉を完成させました。

メナモミに触るのは初めてという高山市の小野真由美さんは「話が分かりやすく、内容もいろいろで、メナモミの使い方が勉強になりました。苦味がかなり強いということも分かったので、メナモミ茶を緑茶と混ぜたり、牛乳やハチミツと混ぜたりして飲んでみたいと思います」と話していました。

当日の様子​

講師による薬草の説明
講師による薬草の説明講師による薬草の説明

講師による薬草の説明​​
メナモミを採取する参加者
メナモミを採取する参加者
メナモミを採取する参加者
採取したメナモミと記念撮影​​​メナモミ茶を楽しむ参加者
​​​​メナモミ茶を楽しむ参加者