7月25日(木曜日)神岡町ふれあいセンター
夏休みの子どもたちや家族連れを対象に「カミオカラボ子ども向け科学教室」が開かれました。昨年に続き、子どもたちに人気のサイエンスワールド(瑞浪市=県先端科学技術体験センター)から三浦秀輝館長をお招きし、さまざまな実験を披露していただきました。
今回は「空気の不思議」をテーマに、ドーナツのような輪が飛び出す「空気砲」や空のペットボトルやおもちゃのバットが空中で静止するものなど10種類をフォグマシンや風が出るブロワー、真空ポンプなどを使って実験。教室はこの日2回行われ、小中学生とその親など約80人が参加しました。
今回の実験はいずれも大気圧や空気の流れなどによるもので、三浦館長は「空気には重さがあります」話した後、真空ポンプを使って一斗缶をペチャンコにつぶしたり、重たいボウリングの球が宙に浮く実験を行い、皆を驚かせました。また「マグデブルクの半球」という2個の金属製の半球形を密着させ、中の空気を抜くと馬が引っ張っても離れなくなる実験では子どもたちも体験し、びっくりしていました。
神岡小6年の米澤美琉愛さんは「学校では理科係で実験が大好き。ペットボトルやバットが斜めになって宙に浮くものなど、初めて見る実験が多くておもしろかったです」と。また同校1年の美妃さんと2年の怜那さんを連れて参加した母親の愛さんは「昨年も参加しました。とても楽しく、今回も子どもたちにせがまれて来ました」と話していました。
古川町から参加した古小5年の廣田結一さんは「学校でも見たことがない実験が多く、びっくりすることばかりでした。理科係ですが、実験がより好きになりました」、妹で3年の一夏さんは「私も理科係♪たくさんの風船で作ったリングが宙に浮き、空気の流れでクルクル回ったのがおもしろかった」と笑みを浮かべていました。