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飛騨市図書館が「作文教室ぶんつく」を開きました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年8月9日更新

7月31日(水曜日)飛騨市図書館および神岡図書館

感想文や作文など、夏休みの宿題にため息をついている子どもたちのため、図書館では自分の気持ちや考えを文章で表現する楽しさを知ってもらおうと「作文教室ぶんつく」を開きました。講師は文章の達人、朝日新聞名古屋本社統括センターの沖猛志マネジャーと山田理恵さんです。

この日、元新聞記者の山田さんは作文の書き方やコツを分かりやすく教えました。ポイントは「はじまり」「ほんだい」「ちょっとちがった視点」「まとめ」の四つに分けて、例えば「ほんだい」ではなぜその本を選んだのか、おもしろかったこと、驚いたこと、悲しくなったことなどを書きますが、「目に留まった好きな文章について書いてみることもお勧めです」と話していました。

このほかにも「本を読んで思い出したこと」や「自分と主人公で似ているところ、違うところ」「本を読んで自分は何が変わったか」「誰にどんなことを伝えたいか」「これからどんなことをしたいか」といった内容を始め、気を付けたい点として「おもしろかった」「おどろいた」「かなしかった」など形容詞を使わず「何がおもしろかったか、かなしかったのか」などのコツも教えました。

講義の後、子どもたちは持参した夏休みの課題図書や、お気に入りの本を開いて感想文を書き始めました。内容に行き詰まると、講師の巧みな話術で気がついたことなどをスラスラしゃべり始める子もいて「すごいな、そんなことに気づいたのか。それは大事なことだよ。書いてみて」と手を差し伸べました。

参加した古川中1年の加藤環さんは「話を聞き、感想文には自分自身の経験も重ね合わせて書いてみたり、形容詞を使わずに詳しく書くことが大切だということが勉強になりました」と話していました。

当日の様子

作文教室「ぶんつく」の様子
作文教室「ぶんつく」の様子
作文教室「ぶんつく」の様子
作文教室「ぶんつく」の様子
作文教室「ぶんつく」の様子​​​​​
作文教室「ぶんつく」の様子

作文教室「ぶんつく」の様子