8月7日(水曜日)飛騨市図書館
河合町を拠点に演奏会や音楽コンクールを行っている飛騨音楽の里(林哲司代表)が、東京フィルハーモニー交響楽団のプロ奏者による「ちょっと身近な街クラシック」を催しました。
これは、同楽団首席チェリスト・金木博幸さんによる音楽セミナーなどに合わせて行われたもの。バイオリン、ビオラ、クラリネットなど団員8人が飛騨市図書館に集まり、約45分間にわたって本格的な演奏を披露しました。
市図書館では今年6月から、会話やイベントなどが自由に楽しめる「変わる図書館2024」を実施。これに伴い、市民らに身近な場所でクラシック音楽が楽しめる“文化の薫るまち飛騨市”のアイテムがまた一つ加わりました。
演奏会は会社帰りの人も立ち寄れる時間に合わせて開かれ、市民ら約100人が訪れました。金木さんのほかゲスト・コンサートマスターの川田知子さんら首席奏者も顔を見せ、ブラームス『弦楽六重奏曲第1番』やモーツァルト『クラリネット五重奏』ほか、アルゼンチンタンゴの『エルチョクロ』なども演奏。来場者はプロの演奏にうっとりと耳を傾けていました。
参加者は「会社帰りにすばらしい時間を楽しめ、疲れが吹っ飛びました」「本格的なクラシックコンサートは初めて。貴重な時間を過ごせました。しかも目の前で迫力のある演奏を楽しめて最高です」などと話していました。