8月9日(金曜日)市役所
飛騨市と前田建設工業株式会社(東京都=前田操治代表取締役社長)は、飛騨市産の広葉樹や薬草など、さまざまな資源を生かした「地域資源の活用による持続可能なまちづくりに関する連携協定」を締結しました。
これまで広葉樹を中心とする資源をまちづくりに生かしてきた飛騨市は、これを機に同社と連携し、より魅力的なまちづくりを展開します。
連携事項としては(1)地域資源を生かしたまちづくりの推進、(2)地域文化の活用と町並み保全、(3)脱炭素やSDGsに向けたまちづくり、(4)森林、林業に関するにぎわいや交流の創出、(5)地域資源の活用を通じた子育て支援など多岐にわたります。市では今後、これらの成果を政策に生かして全国の自治体に波及できるモデル構築を目指します。
都竹市長は以前、千葉県取手市の同社ICI総合センターを視察に訪れた際、「移築した建物など既存のものも上手に利活用し、新しい魅力として生まれ変わらせるすばらしい企業だ」と感心し、今回の協定につながったそうです。
この日、協定書に署名した都竹市長は「広葉樹は、市が進める地域資源を活用したまちづくりの象徴的な事業。建材には細過ぎるのでチップとして利用していますが、今後、この取り組みをステップアップさせるにはいろいろなプレーヤーと異質な知恵を掛け合わせることが必要。是非、力をお借りして新たな価値を生み出したい」とあいさつしました。
一方、同社取締役専務執行役員の脇屋仁建築事業本部長は「本協定に関し、心より感謝します。今後、地域の持つさまざまな課題解決、付加価値の高い新事業創出など、建設会社としてのノウハウや人材を生かし、サステナブルな飛騨市を目指して共に取り組みたい」とあいさつされました。
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