8月13日(火)神岡町船津 西里通り
ひだ神岡夏まつりは2日間にわたって開催され、1日目の夜は県重要無形民俗文化財に指定されている「船津盆踊り」を小さな子どもから大人まで幅広い世代が楽しみました。
西里通りに組み上げられたやぐらを囲み三味線・太鼓・唄・お囃子を担当する地方(じかた)に合わせて踊り夏の夜を盛り上げました。
船津盆踊りは江戸時代から200年以上踊られている歴史があります。毎年、船津盆踊り継承のため小学3年生のふるさと学習で神岡民謡保存会の方を講師に迎え船津盆踊りを学んでいます。
この日は授業をきっかけに会員になった子どもたちと大人合わせて22名と地域住民が参加し、船津盆踊りに加えて神岡音頭・神岡しょっしょ・船津めでたも披露。4種類の踊りを8月3日に開催された船津盆踊り講習会や週に1回神岡町公民館にて練習をし身につけました。
子どもたちは旧オオツボスポーツ様より18着と旧稲葉医院様より13着ご寄付いただいた60年前の浴衣を肩上げをして着用していました。
後半では子どもたちが三味線を弾いたり太鼓を叩き練習の成果を披露しました。三味線を弾いた小学4年生の山口颯介さんは「冬から練習していた。弾くことに集中したので緊張しなかった。ちょっと難しかった」と笑顔で感想を話しました。
また、西里通りでは夜店も並び地域住民は盆踊りを観ながらビアガーデンも楽しんでいました。