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「不登校等の困りごとに悩む子どもや家族の支援」についての講演会が開かれました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年9月18日更新

9月10日(火曜日)古川町公民館

昨年、文部科学省の家庭教育支援チームに登録された「ハルジオン」と市教育委員会共催の講演会が初めて開かれ、50名ほどが参加しました。

団体の趣旨でもある、不登校等の困りごとに悩む子どもや家族の支援に関して岐阜大学教育学部准教授の板倉憲政先生が講演され、不登校児童生徒数の推移、不登校のきっかけ要因、支援者のスタンスの留意点、10代の市販薬の乱用の深刻化、不登校状態からの回復プロセスなどの説明がありました。

板倉先生は、不登校のきっかけと不登校の継続する理由はイコールではなく、二次的な問題を減らしていくことが大切だと話していました。不登校状態からの回復プロセスでは、小さな変化に着目することがとても重要。以前できなかったことができるようになったことを見つけて、認めてあげる。子どもたちは自分でなんとかしようと考えてしまいます。先回りして関わってあげて欲しいなどと話していました。

質疑応答では「毎年、不登校児童生徒数が増加傾向にありますが、一層大切なことは何ですか」「学校、地域、行政はどのような連携があるのでしょうか」などに答えていただき、個別の内容には講演会終了後に相談をしている姿もありました。

ハルジオンの中村早苗代表は「本人だけでなく、家族への支援について、分かりやすく皆さんに伝えていただけて良かったです。普段からこのように話す場所があるとSOSが出しやすくなるのではないかと思います」と感想を話しました。

当日の様子

講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子
​​講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子