9月11日(水曜日)岐阜県立飛騨神岡高等学校
飛騨神岡高等学校の生徒たちは「フードデザイン」という授業を通して地元食材を探求し、地元食材のPRを目的に独自にレシピ開発に取り組んでいます。飛騨市の農産物を使った料理を作りたい!もっと飛騨市の食材をPRしたい!そんな生徒たちの思いから本企画はスタートしました。
現在、来年のまるごと食堂でのメニュー化に向けて、食材の栄養価を調べたりありがとうファームへ農家取材をするなど、さまざまな取り組みをしており、この日は飛騨スパイスカレー研究所 中川雄介氏に講師を依頼し、3年生の4名が100%オーガニックなスパイスカレー作りに挑戦しました。
まず、生徒は講師が用意した21種類のスパイスの味や香りを体感しました。スパイスは香りづけ、色味づけ、辛味づけの役割があると説明があり、生徒は「これが好き」「想像と違った」「これを入れたい」などと感想を交流していました。
その後、生徒は2チームに分かれて、講師からアドバイスをもらったり分からないことを質問しながら、ありがとうファームのトマトや飛騨地鶏を使用して、基本のチキンカレーと南インド風レモンチキンカレーの2種類を作りました。
最後に完成したカレーを試食しながら、講師からさらに美味しくなるようなコツや味変についてなどを聞き交流しました。
参加した中島聖音さんは「たくさんのスパイスの中から自分が好きな味や香りを試すことができて、普段できない経験で楽しかった。これから飛騨の野菜を使ったレシピを考えていくので、今日勉強したことを活かしていきます」と感想を話しました。