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ポッカ社と名古屋グランパス、市が協働で食育出前授業

印刷用ページを表示する掲載日:2024年10月31日更新

10月30日(水曜日) 古川西小学校

飛騨市と連携して「食」を通じた次世代育成協働事業を行っているポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)と、市内で長年トレーニングキャンプを行っているサッカーJリーグの名古屋グランパス、市の3者が協働して食育出前授業を開催しました。

協働での授業はコロナ禍の2022年から始まり、対面での実施は昨年に続いて2回目となります。この日は、古川西小学校の5年生児童40人を対象に実施。11月5日には古川小学校の3年生児童65人を対象に行われる予定です。

当日は、(株)名古屋グランパスエイトで食育アンバサダーとして活躍している管理栄養士の森裕子さん、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)の栗田香苗さんらを講師に招き、日ごろの食の大切さやレモン果汁のもつ効果などについて、動画視聴や実験も交えながら楽しく学びました。

森さんはデータを示しながら、朝食をとることは学力や体力の向上に密接な関連があること、朝食をきちんと食べるためには早寝の習慣が重要だと紹介。また、元気よく活動するエネルギーを作る主食、骨や筋肉を作る主菜、体の調子を整える副菜のそれぞれの果たす役割や、摂取すると効果的な食材なども説明し、バランス良く、よく噛んで食べることが大切だと強調しました。同チームの選手らが、苦手な食べ物を食べられるようになった食べ方などを紹介する動画も披露。「嫌いだから食べないのではなく、食べられるようになる工夫を」と呼びかけました。児童からは「もう少し早く寝るようにしたい」「しっかり噛むようにしたい」などの感想が寄せられました。

栗田さんは、日本人は給食が無くなる12歳以降にカルシウム摂取量が足りなくなる傾向にあることをデータを示しながら説明しました。牛乳にはカルシウムが豊富に含まれていることや、体に吸収されづらいカルシウムもクエン酸と合わせると吸収が良くなることを紹介。青色のアルカリ性水溶液にクエン酸を加えていくと、クエン酸の量によって赤味が濃くなっていく色素変化の実験や、ハチミツとレモン果汁、牛乳を混ぜてレモンラッシーを作って味見をする体験もありました。
二村華夢さんは「朝ごはんを食べる時に、こういう食べ物を組み合わせるとバランスの良い食事になるよという話が一番勉強になりました。作ったラッシーは、甘さも酸っぱさもちょうど良くて美味しかったです」と話していました。

当日の様子

食育講演の様子
食育講演の様子

食育講演の様子

食育講演の様子

食育講演の様子

食育講演の様子

食育講演の様子

食育講演の様子

食育講演の様子

食育講演の様子