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河合小児童が練習の成果をステージで披露

印刷用ページを表示する掲載日:2024年11月11日更新

11月9日(土曜日) 河合小学校

河合小学校の児童らが故郷への思いや周囲の皆さんへの感謝の気持ちを込め、これまで練習してきた歌舞伎や民話劇、太鼓演奏、合唱などを披露する「河合っ子座公演」が行われました。今年のスローガンは「みんなHappy~全力・楽しく・成長~」。この日を目標に、地域の皆さんらの指導を受けながら練習を重ねてきた成果をステージ上で披露しました。

5、6年生12人は、歌舞伎『青砥稿花紅彩画(白波五人男) 弁天小僧浜松屋店先の場』を熱演しました。これまで、美濃歌舞伎保存会の小栗幸江会長や飛騨市河合町歌舞伎保存会の皆さんから歌舞伎の歴史、所作や演技の基本、化粧などを学んできた成果を披露。大勢の観客が見守る中、白塗り着物姿の児童らが声を張り上げてしっかりとセリフをしゃべり見得を切ると、会場からは盛んに拍手が送られました。

武家の娘に変装して騒動を起こし、呉服店をゆする「弁天小僧菊之助」を演じた5年生の堀脇旭飛さんは「今まで練習してきた成果を精一杯、全部出し切ることができたし、正体がばれて名乗りをあげ、刺青を見せる時のポーズも決めることができて良かったです。お客さんにも喜んでもらえたと思います」と満足気な様子でした。

1、2年生10人は、河合町に伝わる止利仏師の生誕伝説を描いた民話劇『月をのんだむすめ』を熱演。河合町にある地名や河川の名称の由来などを紹介した後、民話絵本の絵などを舞台の背景に映しながら、しっかりとした口調でセリフをしゃべりました。また、物語を描いた歌もうたいました。

3、4年生7人は、「飛騨かわい 匠太鼓」の迫力ある演奏を披露。最後に全員で『いのちのオーケストラ』『地球星歌~笑顔のために』を合唱し、幕を閉じました。

2年生である息子の蓮斗さんの劇を見に来た水川早也香さんは「家でも劇の練習をしていて、頑張ったなあと感心しました。歌舞伎も長いセリフを覚えるのは大変だったでしょうし、すごいなと思いました。太鼓も迫力があってすごかったし、合唱も良かったです。ずっと楽しみにしていましたが、全部良くて感動しました」と称賛していました。
この日は会場に、児童や各家庭で作った思い思いの提灯や、児童や保育園児、地域の皆さんらによる作品も展示されました。午後からは古川中学校の生徒による吹奏楽や合唱、河合保育園児による遊戯などの披露もあり、来場者は感心しながら鑑賞していました。

当日の様子

河合っ子座の様子
河合っ子座の様子

河合っ子座の様子

河合っ子座の様子

河合っ子座の様子

河合っ子座の様子

河合っ子座の様子

河合っ子座の様子

​​​河合っ子座の様子

河合っ子座の様子