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ガッタンゴーで旧神岡鉄道のほぼ全線を初走破!

印刷用ページを表示する掲載日:2024年12月4日更新

11月17日(日曜日)旧奥飛騨温泉口駅~猪谷駅

旧神岡鉄道をガッタンゴーと旧気動車「おくひだ号」で走破する「ロストラインチャレンジin飛騨神岡2024」が開かれました。市制20周年を記念し、富山県猪谷駅まで約20キロの内、老朽化した県境の国境橋までのほぼ全線を走る初の試みで、市民ら約80人が懐かしい沿線の風景を楽しみました。

この日は旧奥飛騨温泉口駅で主催者のNPO法人神岡・町づくりネットワークの鈴木進悟理事長があいさつし、その後、下りこう配コース参加者が「おくひだ号」に乗って旧神岡鉱山前駅まで移動。そこから終点の国境橋まで2時間ほど、ガッタンゴーで駆け抜けました。国境橋から猪谷駅まではわずかな距離ですがバスで移動し、猪谷関所館の見学を楽しんだり、昼食を取りました。

一方、午後の上りこう配コースは旧奥飛騨温泉口駅から猪谷関所跡までバスで移動。関所跡の見学と昼食後、バスで国境橋近くへ。あいにくの雨降りでしたが、参加者は合羽を着て温泉口駅まで汗を流しながらガッタンゴーのペダルをこぎ、希望者は旧神岡鉱山前駅から「おくひだ号」を利用しました。車内ではツアーコンダクターの大田利正さんが神岡鉄道の歴史などを紹介しました。

家族で参加した神岡町の中桐さち子さんは、廃線後18年ぶりに見る国道沿いや神通川の風景、山あいに広がる集落などに心を躍らせ、「おくひだ号は学生時代、奈良県から帰省する時によく利用しました。とても懐かしかったです。ガッタンゴーは下りなのでスビートも出て、風が気持ちよかった。川の眺めや紅葉の美しさも最高でした」と話しました。

また、参加者の中にはガッタンゴーを開発した神岡町の山口正一さんと深雪夫人の姿も見られ、「おくひだ号は40年ほど前“海水浴列車”と呼ばれていた頃、家族でよく利用しました。今日、ガッタンゴーで走った新ルートには長さ3キロものトンネルがあり、とてもエキサイティングでした。トンネルを出た時の紅葉に彩られた景色は最高でした」と振り返っていました。

当日の様子

 

ガッタンゴーの様子
ガッタンゴーの様子
ガッタンゴーの様子

ガッタンゴーの様子

ガッタンゴーの様子

ガッタンゴーの様子

ガッタンゴーの様子

ガッタンゴーの様子

ガッタンゴーの様子

ガッタンゴーの様子