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おにぎりで飛騨市の米を味わう~“にぎりびと”の神谷さん来訪

印刷用ページを表示する掲載日:2024年12月26日更新

11月30日(土曜日)食堂喫茶どやな

お米のすばらしさを伝える“ライスツーリズム”を掲げて「炊き立てのご飯で握るおにぎりと向き合う時間を大切に」と呼びかける神谷よしえさん(おにぎり神谷経営=福岡市)を講師に迎えた食の体験イベントが古川町で開かれました。
これは“にぎりびと”の名で親しまれる神谷さんが握る極上のおにぎりで、飛騨市産米のおいしさを堪能してもらおうと開かれたものです。

この日は市民と飛騨市ファンクラブの皆さんら合わせて約50人を対象に、午前と午後それぞれ1回ずつ開かれました。午前は街なかを会場に市民の日々の学びの向上を目的に開かれている「飛騨市民カレッジ」の一環で、市民のみ25人が参加しました。会場は市民カレッジの運営を受託する(株)Edoが古川町に設けている食堂喫茶どやなです。

炊き立てのご飯の香りに包まれた店内。かっぽう着を着た神谷さんは湯気を上げる炊飯器の前で「曾祖母、祖母と受け継いできた糠床と同じ、代々受け継がれてきたおにぎりです。ご飯粒が立っていて握るのが申し訳ないくらい」と熱々のご飯をせっせと握り、参加者一人ひとりの手に。

提供された米は古川町の阪口農園と、午後はみつわ農園が栽培したもので、稲作に関する学びの時間もありました。神谷さんは米のとぎ方なども詳細に指導し、「おいしいご飯を炊くには糠が酸化しないよう、精米の段階から気をつけなければなりません」「調味料はなるべく使わず、塩もみした漬物などを具に使ってください」などと話していました。

二つ目のおにぎりは飛騨市の伝承作物の一つ「種蔵紅かぶ」の葉を細かく刻み、ご飯と一緒に握っていただきました。

参加した古川町の岡田由紀子さんは「おにぎりは子どもの頃からすごく身近なものでした。遠くに行く時、母は『食べなくてもいいから持って行きなさい』と必ず握ってくれました。おにぎりは何でも具にできる身近なご飯。今日はお米の計量や、洗った後はザルに上げることなどいろいろ学べてよかったです。『湯気を一緒に握る』『お米が立ったままフワッと握る』といった神谷さんのお話はとても勉強になりました」と話していました。

当日の様子

食の体験イベントの様子


食の体験イベントの様子


食の体験イベントの様子

食の体験イベントの様子

食の体験イベントの様子

食の体験イベントの様子

​​​​​食の体験イベントの様子

食の体験イベントの様子

食の体験イベントの様子

食の体験イベントの様子​​​