12月16日(月曜日)市役所
飛騨市など県内で撮影された今春公開予定の映画『僕の中に咲く花火』の制作費に充ててほしいと、岐阜市の山中製菓株式会社が市に多額の寄付をされ、畑上あづさ商工観光部長から中西謙司社長に感謝状が手渡されました。
この映画は神戸町出身の清水友翔さんが監督を務めた作品で、美しい自然に囲まれた県内を舞台に、母親を亡くし、家族のことで頭を悩ませる少年が周りの温かい人々に支えられながら生きていく物語です。飛騨市では市街地を始め、神岡の盆踊りや花火大会、旧神岡鉄道などでロケが行われました。
感謝状贈呈式で、畑上部長は多額の寄付に対して謝意を表した後、「今回のように飛騨市が舞台の作品はロケツーリズムによる経済効果が期待できるばかりか、多くの市民の協力を得られることでより良い作品となり、市民の間に笑顔が広がります。これを縁にますますつながりを深めていただきたいと思います」とあいさつ。
中西社長は「まちづくりや地域の活性化に効果がある取り組みに賛同し、寄付を決めました。この映画を通して、岐阜にはいい所がたくさんあることを多くの人に知っていただき、県全体が盛り上がればいいと思います」と述べられました。