ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ひだ > 宮川小学校の児童らが金融について楽しく学習

宮川小学校の児童らが金融について楽しく学習

印刷用ページを表示する掲載日:2024年12月27日更新

12月25日(水曜日) 宮川小学校

株式や投資信託といった金融についての知識や、お金にまつわるトラブルを回避する力が求められるようになってきた現状を受け、子どものころから金融などについて学び、将来の自分自身との向き合い方を考えるきっかけにしてもらおうと、宮川小学校の全校児童8人を対象に、ボードゲームで楽しみながらお金について学ぶ講座が開かれました。

この日は、十六銀行の島田文章さんがビデオ会議システムで講義を行い、十六フィナンシャルグループが制作した金融ボードゲーム「のぶながマネースタディ」を体験しました。

このゲームは、不動産の売買や運用、取引などを行って資産を増やしながら市場の覇権を競うゲーム「モノポリー」をベースに開発された岐阜県版金融ボードゲームだそうです。

すごろくのようにサイコロを振って出た数だけコマを進め、止まったマスに書いてある指示に従います。株式や投資信託といった金融商品を売買して資産を増やしながらも、プレーの途中で起きる「世界金融危機」などの社会情勢によって株券の価値が半分になるなど資産が増減。制限時間内にもっとも資産を増やした人が勝者になります。

飛騨市や郡上市などの不動産を購入して運用したり、高山市で開かれた大規模な朝市に参加して利益を得るなど、県内の観光資源や産業が登場することで「ふるさと教育」にもつながるというもの。いつもは小学校5、6年生以上を対象にしていますが、この日は児童の保護者や教員も一緒に参加し、低学年の児童も楽しむことができました。

ゲーム終了後は島田さんから金融トラブルについての講話もありました。SNSやマッチングアプリを通じて知り合った個人の間でお金を貸し借りしてトラブルになる事例や、代引きでの押し売り、分かりづらい表記で高額な商品の定期購入に誘導する詐欺まがいの販売などを紹介。消費者ホットラインや弁護士への相談、警察への通報、クーリングオフ制度など対応策についても解説しました。
この日、親子で参加した松永宗憲さんは「投資信託とか金融の用語もあって、低学年の子には難しいかなあと思いましたが、遊びながら学べて良かったです。私たちが子どものころは、こうしたお金のことを学ぶ授業は無かったので、とても良い機会でした」、娘の千尋さん(2年生)は「楽しみながら学べて良かったです。お金の計算をするのが楽しかった。またやってみたい」と感想を話していました。

当日の様子

学習の様子


学習の様子


学習の様子

学習の様子

学習の様子

学習の様子

​​​​​学習の様子

学習の様子

学習の様子

学習の様子​​​