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飛騨吉城特別支援学校PTAが「防災研修会」を実施

印刷用ページを表示する掲載日:2025年2月25日更新

1月31日(金曜日)飛騨吉城特別支援学校

飛騨吉城特別支援学校PTAでは昨年、障がいのある児童生徒らの保護者に防災に関するアンケートを行ったところ不安を感じている方がたくさん見えることが分かりました。そこで災害への不安を払しょくしていただこうと、今回初めて「防災研修会」を開くことになりました。

研修会には保護者と教職員ら25人が参加。防災士の資格を持つ市危機管理課の吉川慶さんがアンケートの質問や意見に対する回答、解説を行った後、アルファ化米による防災食の試食もありました。

アンケートに寄せられた意見の中で多かったのが「避難所で子どもが過ごせるか不安」といった声です。これに対して「避難所には一時避難所と指定避難所のほか、特別な配慮が必要な方のための『福祉避難所』があること、また、障がいの特性によって避難所で過ごすことが難しい子どもが見える場合は「あらかじめ学校や市の総合福祉課などで相談を」と呼びかけました。

また「自宅避難の際、非常食は届くのか?」「食事へのこだわりが強く、避難所での非常食が食べられるか不安」といった声もたくさんありました。

吉川さんは参加者から届いたさまざまな声に対して、災害への備えの大切さや「自助」「共助(地域)」「公助(行政)」といった災害時の基本的な考え方について詳しく説明。また、市では障がい者の避難方法や支援、サポートなどをまとめた個別避難計画を策定中のため「困り事などの声を届けてほしい」と呼び掛けていました。

同校PTA防災委員長の廣元のどかさんは「障がいのある子どもの精神状態は想像がつきません。災害が発生した際はどうすればいいのか、慌てなくてもいいように日ごろの備えを怠らないと同時に、手を貸していただきたいことなどに関しても皆で話し合うことが必要です」と話していました。

当日の様子

研修会の様子
研修の様子
研修の様子

研修の様子

研修の様子

研修の様子

​​​​研修の様子

研修の様子​​