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吉城高生が探究活動の学びの成果を発表

印刷用ページを表示する掲載日:2025年3月11日更新

2月7日(金曜日)飛騨市文化交流センター

吉城高校では、生徒各自が関心のある課題に取り組む“探究学習”を行っています。地域に飛び出して行う「Yckプロジェクト」と、理数科の生徒による探究活動です。発表会はこれまで別々に開いていましたが、今回から「探求報告会」として互いの学習成果が分かるように合同で開かれました。

会場には全校生と地域住民を始め、今回初めて古川中2年生も訪れて先輩たちの活動に耳を傾けました。開会にあたり、野中賀雄校長は「探究活動を通して生徒たちが得た主体性、課題解決力、リフレクション(振り返る力)は社会をより良く生きる力になります。探究活動はたとえ失敗しても、解決に向かってトライするアプローチこそが大切です」とあいさつしました。

報告会では理数科6グループのうち、学内選考会で選ばれた生物班(カメムシ撃退大作戦)、化学班(食品×化学エネルギー=発光)、数学(2)班(理想の俺の夢)の3グループが登壇。数学(2)班の皆さんは「理想の俺の嫁」と題して、美人と評判の高い芸能人の顔写真を用意して世界一美しい“理想の嫁”を作成。黄金比とされる目鼻立ちのほか、黒目と白目や鼻の縦横の長さを計測して3次元でモデリングし、美しさを表現しました。

次に普通科による「Yckプロジェクト」の発表が行われました。課外活動プログラムでは12グループのうち4グループが発表。このうち飛騨特別支援学校の児童たちに工作やパネルシアターなどを楽しんでもらった生徒は、ハサミを使うことが難しい子どもなど障がいのある児童との接し方を学び、「最初はコミュニケーションを図ることが難しかった子も、最後は心を開いてくれました。大変良い体験でした」と話しました。

そのほか2年生による地域プロジェクト学習では「アプリ“HIDAバス”を作る」と題して、乗り遅れの心配などストレス解消を図るため、リアルタイムでバスの居所が分かるアプリや、見やすい時刻表を考えてバス会社に提案する企画書を作成したグループも見られました。
最後に岐阜大学教職大学院の長倉守准教授がそれぞれの講評を行った後「Yckプロジェクトなどの探究活動は学びとアイデアの宝庫で、多くの感動をいただきました。これから飛騨を舞台に自分の生き方や在り方を考えなければなりませんが、この活動は皆さんの資質を高め、入口にも出口にもなります。全国に誇れる吉城高校の探究活動を侮らないでほしい」とエールを送られました。

当日の様子

発表の様子
発表の様子
発表の様子

発表の様子

発表の様子

発表の様子

​​​​発表の様子

発表の様子

発表の様子

​​発表の様子​​