2月12日(水曜日)神岡町公民館
神岡中学校では、総合的な学習の時間で、各教科で学んだ知識や、地域の方々から学んだことを活かしながら「神岡Field学」の探Q活動に取り組んでいます。
この日は、1年間の「神岡Field学」の成果を発表する探Q発表会が開催されました。生徒たちは、学校の枠を超えて地域に出向き、ヒト・モノ・コトから学んだことや、事業所の方々からの依頼を受けて課題を解決しながら創り出したこと、さらには、これまでの学びをもとに飛騨市の未来について考えたことなどを発表しました。
発表は学年ごとに異なるテーマで行われ、1年生は飛騨の魅力を発見する「飛騨市探Q」ポスター発表、2年生は企業と取り組む「企業クエスト」発表、3年生は未来を創造する「未来探Q」発表と、それぞれの学びを深めました。
生徒たちは「飛騨と薬草の関係」「ひだの木材を使ったものづくりで地域の人とつながる」「新メニュー開発」「マグカップ・Tシャツのデザイン作成」「つなぐ ~子どもたちと小学生~」など、さまざまなテーマについて発表しました。
「飲食店経営を通した願いの実現」について発表した1年生の中谷咲斗さんは「緊張しましたが、これまで探Q活動で学んだことを発表できて嬉しかったです。さまざまな研究がある中で、飲食に関する研究がたくさんあることを知りました。また、研究を通して笑顔を届けていることがすごいと思いました」と感想を述べました。
「飛騨の人と自然と関わる」について発表した3年生の洞口賢吾さんは「燻製は固形物のイメージがありましたが、老田屋さんから『液体はどうか』とアドバイスをいただき、ラーメンスープの燻製に挑戦しました。燻製を知らない人も多いと思うので、小規模でしたが知ってもらうきっかけになって良かったです」と話しました。